「締まる」についての説明

WTSUN Audioさんへ

私の解釈で説明しますので他の日本人も同じ意味で使っているか保証はできませんが…。

「締まる」とは、ぼやけた音がすっきりした音に変わったことを指すことが多いです。

音がぼやける原因のひとつは、周波数特性の波形の凹凸です。低音域の一部の帯域だけが凸状に出っ張っていたり高音域の一部の帯域だけが凹んでいたりすると、余計な音の広がりを感じてしまいます。

周波数特性がこんな感じになっている場合です。

このような周波数特性で聞こえる音を日本人は「締まり不足」「ボワつく」「こもる」「音の輪郭が緩い」と感じることが多いようです。

ちなみに「ボワつく」の意味は、音がぼんやりと広がり過ぎているのを日本人は「ボワボワ」と擬音で表現することから来ています。「音の輪郭が緩い」と言うのは、音を頭の中で絵のように考えた時に、音がしている部分としていない部分との境目がはっきりしていない状態だと私は考えています。「こもる」は、病気で耳が聞こえづらくなったり耳の中に水が入った時の聞こえ方が近いです。エージング不足でも「こもっている」と感じる場合があります。

これらが改善してぼやけた音がすっきりとすることを「締まる」と表現している日本人が多いようです。

YYX4807は低音の凸が小さくなったり高音の凹が小さくなったりするケーブルなので、周波数特性の凹凸が原因の締まり不足が改善されます。だから「音が締まった」と感じるケーブルだと評価しました。