コンプライに接着剤で高音が出るようになる!

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コンプライなどウレタンフォーム素材のイヤーピースを使った時の高音の衰えを防ぐ方法として逆刺しするという方法と接着剤を使うという方法を見かけて(URLをメモし忘れました…)試したところ非常に良かったので、それ以来必ず加工するようにしています。

接着剤とコンプライT-500

逆刺しは耳に合わないので接着剤コーティングだけしています。コンプライはイヤホンノズル側に途中まで固定用のチューブがはまっていますが、接着剤を塗布するのは反対側(耳に入れる方)です。

使用しているのはウルトラ多用途S・Uという接着剤です。

付属のヘラに少量取って、イヤーピースの中に突っ込んでぐるりと回します。ヘラで軽くならした後に爪楊枝などを使って均等な厚みになるように整えます。撫でるだけですが、少し撫でたら爪楊枝についた余分な接着剤をティッシュなどに取りつつ作業するときれいに処理できます。

もうひとつコツとしてはイヤーピースのイヤホン側にあるチューブ状のパーツには極力かからないようにすることです。チューブにかかる範囲が広いほど剥がれやすくなります。

この接着剤は乾燥後にあまり固くならないタイプなので耳に入れて痛くなるということはありません。イヤーピースを潰した時に中でくっついてしまわないようにちゃんと乾かします。

これだけで高音の衰え具合が減ります。

イヤーピースの寿命ですが、未加工のものとそう大きく変わらないような気がします。ウレタンフォームのイヤーピースは潰して耳に入れるため、接着剤も浮いてきます。内側を見て剥がれているのが分かるレベルになる頃にはイヤーピースもちょうど換え時かなと。そもそもコンプライは結構寿命が短いですし…。

コンプライ以外にNew Beeのウレタンイヤーピース(6ペア950円)にも施して予備にしています。コンプライには密閉性が劣るNewBeeのイヤーピースですが、加工することでかなり使えるレベルになります。

NewBeeのウレタンフォーム素材イヤーピース。上が未処理で下が処理済み。

コンプライが合うイヤホンで、一番気に入ったリケーブルとシリコンイヤーピースの組み合わせで高音がガチャつき、未加工コンプライでは高音が物足りないものがあったのですが、接着剤加工済みイヤーピースでばっちりです!

ウレタンフォームイヤーピースを買い足したら必ず処理します。

ウレタンフォームのイヤーピースを使っているけど高音が物足りない、という場合には一度試してみてはいかがでしょうか。個人的にはかなりおすすめです。