イヤホン関係メモ

日本時間の本日17:00からAliExpress 11.11セールのウォームアップ期間に入ります。セール開始は11月11日17:00からです。サマータイム終了していますし確認した限りは17:00で合ってるはず…。心配な方は16:00にもチェックしてみてください。

例年はストック可能なプロモコードがアプリから配布されますがウォームアップ期間から始まることが多いですので狙うならお忘れなく。週末ですのでストックできるタイプなら一瞬で限定数切れするかもしれません。

低浮上中はXのチェックもできていなかったのでここ3ヶ月ほどのAliExpress事情やセラー協力ユーザー事情は追えていません。最近は11.11以外の方が表示価格自体も安いことがありますが、逆に中国経済事情やアメリカ関税事情で全体的に安く下げる可能性もあったりで読めませんね。いずれにせよ円安なのでクーポンやプロモコードなしでは大して安くならないかも。価格表更新は全部は難しいかもしれませんが、できる範囲でやるつもりではいます。

未使用に近そうな中古SONY WF-1000XM5を見つけたので買ってみました。見た感じは期待通りほとんど使われいないように見えます。当たりでした。

一度アプリで音質優先に変更しないとLDAC接続できず、アプリ変更前は開発者オプションからも選択できません。同じ仕様のTWSは他にもありますしメーカーの事情や意図もわからないでもありませんが、アプリでないと機能のロック解除ができず開発者オプションまでロックされているのは正直印象が悪いです。LDAC対応スマホからLDACだと思ってAAC/SBCで使っている人もいるんじゃないでしょうか。

FW更新の初期設定が自動更新ONかつWi-Fi接続時限定はOFFになっており、アプリ起動初回はWi-Fi接続していなくても強制的にダウンロードが始まるかもしれません。Wi-Fiのない環境で初回起動する場合、支障があるならすぐに中断するなり設定変更するなりした方が良いでしょう。

私のスマホはXperia i iiでSONY同士ということもありLDAC接続強度は所有するLDAC対応TWSの中では最も強固です。データダウンロードしていないQobuz最高音質でLDAC最高音質のまま、近くのPCでネット作業していてもまったく問題なし。所有する他のLDAC対応TWSと比べて距離にも強いです。

ANCの効きは強め。イヤピの遮音効果も効いているとは思います。無音時のサーッという音はまあまあ聴こえ、ANC特有の圧迫感も若干感じます。WF-1000XM5を選んだ決め手はANCですし、その辺りは想定していましたので不満はありません。総合的にも非常に満足。

放置していたBluetooth製品のバッテリーチェックを実施中。完全放電っぽかった物も長時間充電したり再充電したりして一部は復活、一部は御臨終。接点の汚れで正常動作・充電できなくなっている物は清掃、充電用Type-C/micro Bの方の接触不良で充電できなくなっていた物は何度か脱着することで復活する物もありました。長く使いたければ有線イヤホンよりもメンテに気を使うべきなんでしょうね。

バッテリーよりも諦めがつきにくいのはケース表面ポリウレタンコートの加水分解です。

(nb)Audio D45（Amazon）のケースはベタつき始めていました。アルコールで繰り返し拭いて多少マシにはなったものの特別埃っぽい場所に置かなくても気づくと画像のように埃を吸着しています。購入は2023年2月、D45本体には問題ありません。元々長期在庫だったのかもしれませんが劣化が早すぎる気がします。そもそも日本で売るならポリウレタンコート自体不向きですね。代理店はNURAL系列企業なので分かっていそうなものですが…。

個人的にもD45はおすすめ度の高いコスパ製品だったので非常に惜しいです。私の中でのおすすめ度も下がってしまいました。なお現在販売されているロットもポリウレタンコートかは未確認です。

状態の良い中古DENON Perl Proが出ていたので買ってみました。反射音をマイクで集音して分析しプロファイルを作ってくれる機能が搭載されています。他のTWSのプロファイリング機能とは異なり聴こえに対する応答を手作業で行う必要はありません。

しかし残念ながら不良品扱いで速攻返品になってしまいました…。ネット上で多く報告されている片側が送信端末と接続できない不具合です。おそらくL側とR側のペアリング失敗で、回復する術が用意されていないのがほとんどの故障報告の原因なんじゃないでしょうか。ケースとPerl Pro本体だけでファクトリーリセットする方法が実装されていないようです。

マニュアルにはファクトリーリセットはアプリで行うと書かれていますが、左右が正常に接続できていないとアプリが警告してきて設定画面まで進むことができず、リセットすることもできません。色々と手順を変えてイヤホン側のみで行えるペアリングリセットを試しましたが効果ありませんでした。

見落としでなければ公式製品仕様にはTrue Wireless仕様（左右のペアリング不要）との記載は見当たらず。送信端末側がTrue Wireless対応だとしても使用不能になる可能性はありそうです。不具合発生のきっかけはイヤホン側で行うペアリング情報のリセット操作でした。既にPerl Proをお持ちならイヤホン側でのリセット機能は使わないのが無難なのかもしれません。

プロファイリングに採用されている「Masimo AAT」の効果は絶大ですがイヤピによる密閉度やノズル位置が変わると結果がかなり変わります。ですがそれでも他の製品のプロファイリングと比べると格段に実用的です。この機能を実装できて初歩的な設計がポンコツなのは謎。