iOS11でFLACに対応したのでiPad ProにFLACファイルを取り込む準備をしています。
iTunesはまだFLACに対応しておらず、iTunesのデータフォルダにFLACを入れても同期(コピー)することができません。iOS端末にデータをコピーする方法はいくつかありますが、そのうちのひとつ、iTunesのファイル共有を使った手順を紹介します。なおMacは古いのしか持ってないので環境はWindows7です。
手順
- iTunesを起動している端末(Mac/Windows)とiOS端末をケーブルで接続
- iTunesでiOS端末を表示
- 左メニューから”ファイル共有”を選択
- FLACを取り込んで再生したいアプリを選択
- ファイルもしくはフォルダをドラッグ&ドロップ
Mac/WindowsでiTunesを起動し、iOS端末をケーブルで接続します。iOS端末をiTunesが認識したらiOS端末アイコンをクリック。
左パネルに”ファイル共有”という項目が現れます。
“ファイル共有”を選択するとiOS端末にインストールされているアプリのうちiTunesからデータをコピーすることができるものの一覧が表示されます。データを扱いたいアプリを選択し、コピーしたいファイルをドラッグ&ドロップします。
iTunesのファイル共有ではコピー・削除(ファイルを選択してDelキー)・リネームしかできません。また、フォルダを開いてその中に入れるといった操作もできません。フォルダ分けしたい場合はコピー前に分けておきます。ファイル管理が可能な音楽アプリもあります。
なおアプリにWebDAV・FTPサーバー機能がある場合はSSHクライアントなどで接続した方がより高度にファイル管理をすることが可能です。FLAC視聴のためにミュージックプレーヤーアプリを複数試したので順次レビュー記事を書く予定ですし、この辺の手順についても触れたいと思います。
まとめ
iTunesのデータはサードパーティ製アプリでも読み込むことができるので、iTunesが対応してくれれば別アプリでの再生も一気に簡単になるんですけどね…。
ちなみにiOSのファイル管理はアプリ単位らしく、標準アプリに関連する機能以外では基本的には別々のアプリでひとつのデータを共有するということはできないようです。FLACに関して言うと複数のプレーヤーを使いたい場合はアプリごとのデータフォルダ個別にデータをコピーする必要があります。
私のiPad Proは128GBですがFLACで複数アプリ用にデータコピーするとあっという間に空き容量がなくなってしまいます。Appleさん、対応してくれないですかねえ…。