final ZE8000の本体リセット不能&final CONNECTが起動しない場合の回復方法

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final ZE8000のリセットおよびfinal CONNECTが起動しなくなった時の回復手順について記事にしておきます。

使用端末はAndroidスマホ Xperia 1 iiです。なお不具合内容によっては成功しないかもしれません。

ZE8000の本体リセット

final ZE8000のケースのボタン長押しで行う本体リセットに失敗する場合は以下手順を試してみてください。

1. 周辺にある全端末のBluetoothをOFF

ZE8000本体が不調になるとケースに入れて蓋を閉じてもBluetooth接続を維持し続ける場合があります。まだペアリング操作をしていない物も含め、周囲にあるすべての送信端末(スマホ、DAPなど)のBluetoothをOFFにします。電源OFF状態の端末では不要です。

2. 送信端末からペアリング情報削除

ペアリング済みの送信端末(スマホ、DAPなど)のうち起動中の端末からペアリング情報を削除します。電源OFF状態の端末からは削除しなくても良いです。

3. 不調ならfinal CONNECTもアンインストール

final CONNECTが起動しなくなっている場合、final CONNECTもアンインストールします。ZE8000の本体リセットを完了してから再インストールしますが、final CONNECT再設定』の手順を実行するまで起動しないでください。

4. ケースに入れてリセット

ケースの充電が十分なことを確認しZE8000を入れ、LEDが点灯したらケース右上ボタンを長押ししてリセットを実行します。

ZE8000をケースに入れても左右LEDが点灯状態にならない場合は入れ直して蓋を閉め、また開けます。一度で成功しない場合もありました。

リセットが成功した場合、LEDがチカチカとフラッシュ点滅します。フラッシュが止まったらリセット成功です。

final CONNECT再設定

リセットに成功したらfinal CONNECTを起動する前に念のため内部の設定を消します。まだアプリは起動せず、BluetoothもONにしないでください。

final CONNECTをアンインストールしていた場合はここで再度インストールします。

1. 設定データ削除

Android端末の場合は [アプリ情報] – [ストレージとキャッシュ] から念のためストレージとキャッシュを削除し、作業中の端末(スマホ、DAPなど)を再起動します。

2. 権限付与

[アプリ情報] – [許可] – [許可] から [位置情報] と [付近のデバイスの権限] を許可します。位置情報は [正確な位置情報を使用] もONにします。

final CONNECTとZE8000を再接続

作業中端末のBluetoothをONにしてfinal ZE8000とペアリングしてからfinal CONNECTを起動します。

final CONNECTの設定もリセットされ初期状態になっていますので、必要に応じて設定変更してください。

まとめ

ZE8000ファームウェアのアップデート後にケースに入れて本体リセット(ファクトリーリセット)を行うように記載されていますが、私の手元の個体はファームウェア更新後の最初の本体リセットの段階で失敗、ボタンを長押ししても何も起こりませんでした。

ZE8000が不安定な状態だと高確率でfinal CONNECTも起動に失敗します。体感的にではありますが、通信タイミングなどのお行儀が悪そうです。

Google Playのレビューを読むに、final CONNECTが不安定になっている方はファームウェアアップデート後の本体リセットに失敗しているのではないでしょうか。イヤホン側が不安定な状態が解消されず、引きづられてアプリも起動しなくなっている可能性があります。

ZE8000が起動に失敗して何度も起動アナウンスが続くなど、不調の場合もケースに入れた本体リセットで今のところは解消されています。ZE8000は生産終了したようですが安定化のためのFWアップデートはして欲しいですね。final CONNECTの方はアップデートで修正される可能性がありますし、今後に期待したいです。