2019/11/29 AliExpressセール価格情報(イヤホン)AliExpressセール価格情報(中華リケーブル)を11/29 BLACK FRIDAYセール価格で更新しました。⇒BLACK FRIDAYセールは終了しました。

[レビュー] KB EAR Opal (2) おすすめイヤーピース&リケーブル編

KB EAR Opalのレビュー、第2回はおすすめイヤーピース&リケーブル編です。普段イヤーピース編とリケーブル編は分けるのですがOpalではコスパ面も考慮して選定した結果、数が絞られましたので1回にまとめています。

並べると付属ケーブルはかなり細いですね。

音の基準は付属イヤーピース(クリア)と付属ケーブルです。音の違いで評価しているので、評価内容はイヤーピース・リケーブル自体の傾向とは必ずしも一致しません。どのケーブルも付属ケーブルよりも明瞭で音の輪郭がはっきりし、音場にやや立体感が出て、解像度も向上します。

レビュー第1回は以下からご覧ください。

おすすめイヤーピース

acoustune AET08

acoustune AET08(Amazon)は高音を減衰させて相対的に低音を強めるイヤーピースです。便利なようでいてバランスを崩すことがあるので必ずしも高音を抑える万能型ではないことに注意。Sは11mm、Mは12mm、Lは13mmです。

  • 高音域が弱まる
  • 相対的に低音が強まる

意図通りの変化をしてくれるので付属イヤーピースで感じる高音のシャリ感が改善します。低音は大きくは変化していないのですが高音の減衰で相対的に大きくなったように感じられるようになります。

スパイラルドット

JVCスパイラルドット(Amazon)は内側にドット状のくぼみがあり開口部が広いイヤーピースです。ドットによってイヤーピース内の音を拡散させているとのこと。Sは約10mm、MSは約11mm、Mは約12mm、MLは約13mm、Lは約14mmです。

  • 高音の主張が少し弱まる
  • 中高~高音域の解像度が向上
  • 音の広がりが向上

ドットの効果により音がやや伸びやかに広がって聞こえます。高音の弱まりは軽微ですがスパイラルドットは高音域の凹凸を上手く拾う傾向があるので解像度が向上します。付属イヤーピースと比較した時の低音の強まりはありません。

付属イヤーピースでも高音のきつさをあまり感じない、あっさりめの伸びやかさをイヤーピースで改善したいならこれがおすすめです。

JVC EP-FX2

JVC EP-FX2(Amazon)も付属黒シリコンと似た形状です。他のカラーよりもコシのあるクリア限定でおすすめ。SSは9mm、Sは10mm、Mは12mm、Lは14mmです。

  • 付属クリアと音質傾向はほぼ同じ

付属クリアのイヤーピースと形状が似ていて音質傾向はほぼ同じでサイズ感もかなり近いです。シリコンの質感が滑りにくいので、付属クリアの音で十分だけれど若干カサカサ気味に感じて装着が良くないならこれをおすすめします。付属イヤーピースをなくしたときの交換用にも良いです。

NewBeeウレタンイヤーピース

NewBeeウレタンイヤーピース(Amazon)は低価格ウレタンイヤーピースです。柔らかめで密度はそこそこ。Sは10.8mm、Mは12.6mm、Lは12.95mmです。

  • 高音域が少し弱まる
  • ボーカルの硬質感が和らぐ
  • ベースラインがわずかに強まる

高音域の減衰があるので主張も少し弱まります。相対的に低音域との音量差が少しだけ縮まっているだけではありますがバランス的には付属イヤーピースよりもベースラインがわずかに強まったように感じます。

低価格ウレタンフォームのイヤーピースにもいくつか種類がありますが、高音がやや減衰しつつ低音の減衰が比較的小さいNewBeeが一番相性が良いようです。AET08の方がおすすめ度高めなものの、どうしてもウレタンの方が好みならこれがおすすめ。

おすすめリケーブル

KBF4792 8芯銀メッキ

KB EAR OpalとKinboofi KBF4792 8芯銀メッキリケーブルとの組み合わせの画像

Kinboofi KBF4792(Amazon/AliExpress)はやや太さがある8芯銀メッキケーブルです。高音の刺激は強すぎず、所有する現行の低価格銀メッキケーブルの中では低音強めです。AliExpressで品薄になってきているのでそろそろ完売かも。

  • 低音が強まる
  • 金属音の解像度が向上
  • 音の輪郭がくっきりめ

今回おすすめする銀メッキケーブルの中では高音が控えめで付属イヤーピースでも主張の強すぎるバランスになりにくいです。また、周波数特性の凹凸のバランスが良くなるようで金属音の解像度が向上します。伸びやかさはほどほどなのでキリッとした感じの音色になりました。

低音は強まります。ベースライン、キックが軽いと感じていたならいくらか改善すると思います。

YYX4818 8芯銀メッキ

KB EAR OpalとYinyoo YYX4818 8芯銀メッキリケーブルとの組み合わせの画像

Yinyoo YYX4818(Amazon/AliExpress)は高音は強すぎず低音が少し強化傾向のケーブルです。銀メッキとしての伸びやかさはほどほど。見た目から想像するより柔らかめで取り回しも良いです。現在は在庫処分時期に入っているようで安くなっているタイミングが多いです。

  • ボーカルのドライ感がやや改善
  • 低音がやや強まる
  • やや柔らかめで聞きやすい

高音は明瞭になりつつも強まらず低音はやや強まります。ボーカルのドライ感や女性のハイトーンボイスがキンキンすることがあるのがやや改善されます。付属イヤーピースでもよほど高音の多い楽曲でない限り辛くはないと思います。

おすすめした中では低音の強まりはほどほどなので、やや聞きやすくバランスを整える程度で良いならこれが良さそうです。

YYX4822 8芯銀メッキ

KB EAR OpalとYinyoo YYX4822 8芯銀メッキリケーブルの組み合わせの画像
Yinyooの低価格銀メッキケーブルです。

Yinyoo YYX4822(簡易レビュー/Amazon/価格情報)は高音の刺激が控えめで低音にやや厚みが出る傾向があります。Amazonでも千円台で買える低価格8芯リケーブルです。通常価格から値引きが付いていることが多いです。

  • 低音に少し重みが増す
  • 伸びやかさがやや向上
  • イヤーピース交換推奨

低音が少し重くなります。YYX4822は銀メッキケーブルとしては高音の主張がマイルド気味なのですがOpalでは付属ケーブルで高音が出切っていないせいで少し強まって感じられます。楽曲によっては騒がしくなるのでイヤーピースも交換した方が良かったです。

低音には少し厚みが増します。高音の伸びやかさ向上と低音の強化で生楽器の質感が良くなっていると感じたので、その点を少しでも改善したいならイヤーピース交換と併せておすすめします。

FDBRO 8芯銀メッキ

KB EAR OpalとFDBRO 8芯銀メッキリケーブルとの組み合わせの画像
音の傾向を大きくは変えずにバランス良く改善します。

FDBROの8芯銀メッキケーブル(Amazon 1,388円 /AliExpress)はAmazonでも千円台前半で買うことができる低価格リケーブルです。全体的に明瞭で高音の伸びも良く低音はあまり強化しない傾向です。

  • 伸びやかさ向上
  • ボーカルのシャリ感がやや改善
  • 低音が少し強まる

このケーブルは低音強化タイプではありませんが付属ケーブルよりは低音が出ます。また、中高音域の出すぎによるボーカルのシャリ感が改善し伸びが良くなります。高音は少し抑えるイヤーピースに交換したくなる可能性がありそうです。

銀メッキケーブルの中では付属ケーブルに比較的バランスが近いままアップグレードしてくれる印象です。Amazonでも安価なので、劇的な変化を求めずコスパ重視なら納得できると思います。

KBF4817 8芯純銅

KB EAR OpalとKinboofi KBF4817 8芯純銅リケーブルの組み合わせの画像(変換アダプター使用)

Kinboofi KBF4817(Amazon 2,500円/AliExpress完売)は太さのある8芯純銅ケーブルです。どっしりとした重めの低音が出る傾向があります。やや固めなので取り回しはあまり良くありません。

AliExpressでは完売しているようでAmazonもmmcxは3.5mmが3本のみで在庫希少。mmcxケーブルを持っていないので2pinに変換アダプター(Amazon/AliExpress)を使用して評価しています。

  • 高音の明瞭さが向上
  • 低音に重みが増す

付属ケーブルよりは少し強い高音が出るので気になるようなら高音を抑えるイヤーピースに変えた方が聞きやすいかもしれません。低音は全体的に強まりますが特に下の帯域がよく出ていて、どっしりとした重さが出ます。

付属ケーブルもたぶん銅線なので、バランスを大きくは変えず伸びやかさも増す必要は感じず低音を強めたいならこれが良いと思います。

TRN BT10 Bluetoothリケーブル

KB EAR OpalとBluetoothリケーブルTRN BT10の組合わせの画像
OpalはBluetooth化に向いています。

TRN BT10(Amazon/AliExpress)はリケーブル対応イヤホンを無線化するBluetoothリケーブルです。2pinとmmcxあり。apt-X対応。ケーブル部分に筋が入っていてタッチノイズが抑えられています。最近は処分価格になっていることが多いので狙い目。なおmmcxは根本に隙間がないのでMMCX ASSIST(final公式)では抜けません。

  • 低音が強まる
  • ホワイトノイズは小さめ

Opalとは相性が良いです。小さめな駆動力のおかげで高音の刺激が出にくく、相対的に低音が強く感じられるようになります。ただし他におすすめしているBluetoothでないリケーブルに比べると音質、特に情報量や解像度の向上はあまり感じません。ホワイトノイズは少し聞こえますが小さめ。

おすすめリケーブル(AliExpressのみ)

JCALLY JC16 16芯銅

KB EAR OpalとJCALLY JC16 6N OFCリケーブルとの組み合わせの画像
Amazonには取り扱いがありませんがイチオシ。

JCALLY JC16(AliExpress)はAmazonには取り扱いがありませんがOpalとの音の相性がとても良かったので紹介します。商品ページの線材についての異なる説明が複数あって正確には素材が分かりません。音色的に高純度OFCのような気がします。JCALLYのリケーブルはmmcxが固めなのでイヤホンによっては抜くのに苦労するかもしれません。

  • 高音が少し弱まる
  • 低音が少し強まる
  • 付属イヤーピースでも聞きやすい

高音がやや減衰気味ですがきらびやかさが極端に衰えるわけではなく、相対的に低音が強まったように感じられます。付属イヤーピースでも高音のきつさは感じず、付属ケーブルでは少しキンキンしやすいハイトーンボイスのボーカルが聞きやすくなります。

購入はAliExpressになりますがOpalとの相性が抜群に良いケーブルです。付属イヤーピースとの相性もよし。駆動力がある再生環境でも高音がきつくならないのでアンプやある程度駆動力のあるDAPで使いたい人へのおすすめ度が高め。個人的にはこれがイチオシです。

まとめ

おすすめイヤーピースは高音を抑えたいならAET08Amazon/3ペア822円)、高音がきついと感じないならスパイラルドットAmazon/1ペア983円)、ウレタンが良いならNewBeeAmazon/6ペア950円)、付属イヤーピースの予備にはEP-FX2Amazon/3ペア303円)です。

Opalが低価格なので今回はコスパも考慮しています。お持ちならもっと質の高いイヤーピースの中にも良い相性の良いものがあるかもしれません。

おすすめリケーブルは極力高音の強まらないものを選びましたが、比較すると付属ケーブルは低音だけでなく高音もイマイチ出切っていないようで多少主張が強く感じられます。高音を抑えるおすすめイヤーピースと組み合わせるのをおすすめします。

私のイチオシはAmazonには取り扱いのないJCALLY JC16AliExpress/$18.99)です。太さのある16芯で情報量も解像度も向上、高音のきつさが緩和されて相対的に低音が強まったと感じ、付属イヤーピースとの相性も良いです。コスパにも優れています。

Amazonで購入可能な中では、Opalの鳴らしやすさを活かせるTRN BT10Amazon 2,600円/AliExpress)、低音が出つつ音がくっきりするKBF4792Amazon 2,700円/AliExpress)が同率1位です。次点は低音が出つつややマイルドなYYX4818Amazon 2,120円/AliExpress)と低音がどっしりするKBF4817Amazon 2,500円/AliExpress完売)です。

特にTRN BT10は記事公開時点にAmazonで50%OFFの1,300円になっており、付属イヤーピースとの相性も悪くなかったのでかなりおすすめです。

おすすめ上位にランクインしていないYYX4822簡易レビュー/Amazon 1,989円/AliExpress)、FDBRO 8芯銀メッキAmazon 1,388円 /AliExpress)はランクインしたケーブルより高音の主張がやや強いので、高音のピークがしっかり出るのが好きな人や高音を抑えるイヤーピースとの組み合わせでのみおすすめします。

Opalとの音質的な相性だけでなく、しばらく前に発売されたリケーブルの処分時期に来ているのかAmazonで入手可能な現行の低価格ケーブルが少なくなっていることから、おすすめリケーブルの数は少なめになりました。今回おすすめしたケーブルのいくつかもmmcxの3.5mmは品薄気味です。

なおTRN BT10以外はMMCX ASSIST(final公式/2個セット980円)でケーブルを抜くことができます。mmcxが抜きにくい個体に当たって困っている場合はお試しを。

レビュー第1回は以下からご覧ください。