[簡易レビュー] Yinyooリケーブル

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  • 2020/09/14 YYX4823の情報追加。
  • 2020/09/11 YYX4899の情報追加。

安価な中華リケーブルには主に超低域に個体差が感じられる場合があります。そのためレビュー通りの音の変化をしないかもしれません。ご了承ください。

順番は新着順です。価格情報のリンクはAliExpressセール価格情報(中華リケーブル)およびAliExpressセール価格情報(イヤホン)です。
未掲載のリケーブルについても順次追記します。
★他ブランドのリケーブルについても記事を作成中です。すでに公開済みなのはこちら。⇒NICEHCK kinboofi/KB EAR TRN/KZ/CCA JSHiFi その他

YYX4899 4芯単結晶銅(qdcあり)

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

YYX4899(Amazon/AliExpress価格)は中低域がほんのわずかに弱るため中低域が盛り気味であることが原因で明瞭さが足りないイヤホンが多少すっきりしやすいものの高音はわりと出ておりややドライになることがあります。耳掛けチューブ付き、mmcxは先割れタイプ。

  • mmcxのみを購入したため2pinの規格は不明ですが商品画像を見るとCIEMではない(ピンの土台に高さがないタイプ)ようです。
  • ネジネジ編みなので撚りと逆向きにひねるとほどけてしまうので注意。
  • 相性が良いのは中低域が出ていて付属ケーブルではぼやっとしやすくしっとりめなイヤホンと相性が良いです。
  • CCA CA16(レビュー/Amazon/AliExpress)との相性良し。※2pin変換アダプターを使用して評価

YYX4865 16芯銀メッキ(qdc/TFZあり)

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

YYX4865(Amazon/AliExpress)はあまり色付けがないケーブルです。例えばKZやCCAの標準撚り線ケーブルからあまりバランスを変えずに銀メッキに変えたい時に良さそう。低域が締まるイヤーピースに変更すると更にバランス良し。銀メッキ線好きなら1本持っておいて損はないのでは。高級感のあるパーツ部分はやや重いのが難点。耳掛けチューブなし。ツイート

  • かなり使えそうなので買い足す予定です。

YYX4862 16芯銀メッキ(qdc/TFZあり)

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

YYX4862(Amazon/価格情報)は重低音が少しだけ弱く高音のピークは控えめで全体的にマイルド傾向。イヤホンによっては高音が細ることがあります。耳掛けチューブなし。ツイート

  • ドライ・金属質なボーカルの改善を期待して試すことが多いです。
  • 銅線などのケーブルからリケーブルした時に低域が衰えすぎたと感じた場合はFAudio FA Instrument(Amazon)と組み合わせると高音を弱らせずに底上げできることが多いです。ツイート

YYX4861 16芯高純度銅(qdc/TFZあり)

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

YYX4861(Amazon/価格情報)は音域バランスはあまり変えませんが低~中低域が厚くなる傾向があるようです。高級感のあるパーツ部分はやや重いのが難点。耳掛けチューブなし。ツイート

  • KZ AS10(在庫薄/価格情報)は中低~中音域がぼんやりとして相性が良くありませんでした。
  • KZ ZSN Pro(レビュー/Amazon/価格情報)は低音が重すぎると感じました。
  • KZ AS16(在庫薄/価格情報)とKB EAR Hi7(Amazon/価格情報)は重心が少し下がりちょっとだけ音色が落ち着きました。相性良し。

YYX4859 4芯OFHC

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

YYX4759(Amazon/価格情報)はは目立つ味付けが少ないものの伸びが良いのか非常にきれいな音色になる傾向のケーブルです。やや太めですが柔らかく取り回し良し。耳掛けチューブ付き。

YYX4849 16芯銀メッキ銅(qdcあり)

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

YYX4849(Amazon/AliExpress)は低音の強化はさほどでもなく、しかし銅線から変えても弱ったとは感じない程度。高音の伸びやかさは銀メッキ線としては普通。味付けの少ない使いやすいケーブルです。耳掛けなしストレート。

  • 2019年7月上旬Amazon入荷(2,990円)

YYX4823 8芯高純度銅(qdcあり)

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

YYX4823(Amazon/AliExpress)は味付けの少ない銅線ケーブルです。KZ標準撚り線OFCケーブル*1にかなり似た音質傾向です。2019年の低価格8芯ケーブルで2018年以前に発売された中価格帯8芯ケーブルよりもやや細めです。耳掛けチューブ付き。2pinの極性は青いマーキング側(耳掛けした時に下)が-でKZ Cタイプと同じです。

YYX4823の初期ロットのqdcタイプは+-の向きがKZ Cタイプと逆でした。最新ロットでKZ Cタイプと同じ向きに変更になっているかどうかは不明なため+-の向きを気にする場合は2pinを購入してください。

  • KZ、CCAイヤホンの茶色い付属ケーブルの音のバランスを極力変えずに8芯化、バランス化するのに最適です。
  • 同時期発売の8芯OFCケーブルNICEHCK CT3との比較コメントあり。

YYX4822 8芯銀メッキ(qdcあり)

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

YYX4822(Amazon/価格情報)は高音の刺激が控えめで低音にやや厚みが出る傾向があります。2019年の低価格8芯ケーブルで2018年以前に発売された中価格帯8芯ケーブルよりもやや細めです。耳掛けチューブ付き。

YYX4822の初期ロットのqdcタイプは+-の向きがKZ Cタイプと逆でした。最新ロットでKZ Cタイプと同じ向きに変更になっているかどうかは不明なため+-の向きを気にする場合は2pinを購入してください。

  • Yinyoo HX5(レビュー/Amazon/価格情報)の付属ケーブルはこれと同等品だと思います。音質傾向そのままにHX5をバランス化したい場合はこれを選ぶと良いです。

YYX4810 4芯7N単結晶銅

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

YYX4810(Amazon完売/価格情報)はやや濃さが出やすく音色に滑らかさのあるケーブルです。マルチBAのこもり感を解消する効果が高めです。ただしイヤホンによってはホワイトノイズがやや出やすくなります。少々太め。耳掛けチューブ付き。

YYX4807 16芯銀メッキ+高純度OFCミックス(qdcあり)

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

YYX4807(レビュー/Amazon完売/価格情報)は低音域の下の方の帯域が衰えることと高音域の凹凸が変化もしくは強化されることで、相性が良ければバランス良く締まるようです。高音域の凹凸はイヤホンの元々の凹凸にも左右されるためメリハリが出たり出なかったりしました。耳掛けチューブ付き。

  • Amazon取り扱い終了
  • NICEHCK N3(Amazon/AliExpress)との相性が良かったです。

YYX4778 16芯銀メッキOFC(qdcあり)

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

YYX4778(レビュー/Amazon/価格情報)は高音も低音も衰えさせず低音域を引き締める傾向のケーブルです。まだ16芯が5,000円以上した2018年の中華リケーブルなので2019年の低価格16芯よりも太さがありますが柔らかいので取り回しは良いです。耳掛けチューブなし。埋め込み2pin対応。qdcあり。

16芯銀メッキOFCリケーブル Yinyoo YYX4778(2PIN 2.5mm)の画像
  • レビュー記事に書いたイヤホン以外ではTRI-i4(レビュー/Amazon/価格情報)との相性が良いです。最近Amazonのタイムセールで時々かなり安くなっているので狙ってみては。
  • 1. KZ標準撚り線OFCケーブル:KZ、CCAイヤホンに付属している茶色い銅線ケーブルのことです。2020年夏モデルから銀色の銀メッキアップグレードケーブルに変更になっている製品もあります。