[簡易レビュー] NICEHCKリケーブル

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安価な中華リケーブルには主に超低域に個体差が感じられる場合があります。そのためレビュー通りの音の変化をしないかもしれません。ご了承ください。

★価格一覧はAliExpressセール価格情報(中華リケーブル)をご覧ください。
★他ブランドのリケーブル簡易レビューはこちら。⇒Yinyoo / kinboofi/KB EAR TRN/KZ/CCA / JSHiFi / その他

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK BlueDay(Amazon/AliExpress)は1本0.1mmの銀メッキ6N単結晶銅線を21本撚り合わせて4芯に編み上げたケーブルです。太さは23AWGです。2pinは既存のNICEHCKケーブルのCIEMタイプほどは土台の高さがないようです。mmcxは今のところ未購入です。

  • 2021年10月下旬発売(AliExpress $119-122)
  • 2022年3月Amazon入荷(9,999円)

低音を痩せさせず伸びも衰えさせずに明瞭。沈み込みは深め、重低音~低音のドンの力強さが少し弱ったと感じることがありますが音量的に小さくなるのではなく、解像度が上がり音の硬さが和らいだような感じです。

高音のキンキンは出づらいのに明るさは衰えず。ボーカルの高音成分が少し減りドライさが軽減されやすいです。歯擦音やブレスも弱まる一方、イヤホンによっては高音成分が減りすぎて口元が見えて来なくなるというか、耳元で囁いている音源の生々しさが衰えることがあります。高音の伸びは良好で音の余韻がきれいに聴こえて見通しが良く感じられることが多いです。

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK Blackjelly(Amazon/AliExpress)は1本0.08mmのグラフェン×7N単結晶銅(Graphene Hybrid 7N OCC)を49本撚り合わせ4芯に編み上げたケーブルです。太さは21AWGです。2pinは既存のNICEHCKケーブルのCIEMタイプほどは土台の高さがないようです。mmcxは今のところ未購入です。

  • 2021年10月下旬発売(AliExpress $159.99-162.99)
  • 2021年12月Amazon入荷(12,500円)

線材は”Graphene Hybrid 7N OCC”と書かれています。銅ナノ粒子にグラフェン層を直接化学蒸着して製造する手法についての論文が2016年に出ている(Nature.com)のを見つけました。

音のバランスはあまり変化させず、低音の沈み込みは良好、量はあまり減らさずちょっとだけ軽やかになりやすいようです。明瞭さが向上して情報量が増えた、低音の解像度や見通しの良さが向上したと感じやすいと思います。

重低音の伸びはそこそこ、低音は普通、高音はまあまあ。イヤホンによってはごくわずかにあっさりっぽさを感じるもののこれは伸びへの影響のせいかも。所有しているグラフェンが入った中華リケーブルの中にはすっきりあっさりを超えてスカスカになるものもありますがBlackjellyはその心配はなさそうです。

なんとなくですが物凄く相性の良いイヤホンがありそうな気が…。濃厚濃密な音色が好みなら微妙に物足りなくなるかもしれません。

  • mmcx
  • 2pin CIEM 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK BlueIsland(Amazon/AliExpress)は1芯当たり0.05mmの銀メッキ銅線224本と0.05mmの単結晶銅線140本を撚り合わせた2芯銀メッキ銅&5N単結晶銅ミックスケーブルです。2pinはCIEM 0.78mm、mmcxは先割れタイプ、耳掛けチューブ付き。

2芯銀メッキ銅&5N単結晶銅ミックスケーブル『NICEHCK BlueIsland』の白背景画像 2芯銀メッキ銅&5N単結晶銅ミックスケーブル『NICEHCK BlueIsland』の2pinコネクターの白背景画像 2芯銀メッキ銅&5N単結晶銅ミックスケーブル『NICEHCK BlueIsland』のmmcxコネクターの白背景画像 2芯銀メッキ銅&5N単結晶銅ミックスケーブル『NICEHCK BlueIsland』のケーブル部分拡大白背景画像
  • 2021年4月上旬発売(AliExpress $100前後/Amazon 11,250円)

超低域の下の方がやや強めでどっしりかつ力強くなりやすく低音の密度も厚みも衰えないのに明瞭。高域は少しだけ落ち着きつつも銀メッキ線の効果なのかきらびやかさと少しの鋭さが残るようです。

高音に程よいマイルドさが感じられ刺さりの軽減効果もあるのに高音不足は感じません。派手さは若干抑えられる印象です。派手な音色やシャリッとした高音が好きなら物足りないかもしれませんね。好みの問題を除けば相性が悪いイヤホンは少ないと思います。

音の濃淡がリアルになったと感じることが多いです。余韻の細やかさ、別々の方向で鳴る楽器同士の音の間にある無音に近い空間が見えてくるような見通しの良さがあります。お高めですがプロモコードも使えたし買って良かったです。

  • mmcx
  • 2pin CIEM 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK BlueComet(Amazon/AliExpress)は1芯当たり0.08mmの単結晶銅線12本を中心に0.08mmの単結晶銅24本を巻きつけて編み上げた8芯6N単結晶銅ケーブルです。2pinはCIEM 0.78mm、mmcxは先割れタイプ、耳掛けチューブ付き。

8芯6N単結晶銅ケーブル『NICEHCK BlueComet』の白背景画像 8芯6N単結晶銅ケーブル『NICEHCK BlueComet』の2pinコネクターの白背景画像 8芯6N単結晶銅ケーブル『NICEHCK BlueComet』のmmcxコネクターの白背景画像 8芯6N単結晶銅ケーブル『NICEHCK BlueComet』のケーブル部分拡大白背景画像
  • 2021年4月上旬AliExpressで発売($130前後)
  • 2021年6月上旬Amazon入荷(12,300円→7月に値上げされ14,500円)

超低域の下の方に少しだけ強まりやすい部分がありどっしりしつつも高域がわずかに強めなことで音の輪郭がはっきりしやすく、明瞭さもやや向上する傾向があるようです。銅線としては高音がよく出るタイプ。

高域の変化はさほど大きくはないと思うのですがボーカルがドライになったり高音が若干シャリ付いたりすることがあります。高音がしっかり出ているイヤホンの場合は組み合わせが難しいかもしれません。

低音の量と厚みをすっきりさせすぎないようなので低音を極力痩せさせずに高音をもうちょっとシャキッと強めたい場合に良いんじゃないでしょうか。

  • mmcx
  • 2pin CIEM 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK C8s-3(Amazon/AliExpress)は0.05mmの銀メッキ銅線を14本撚り合わせて8芯に編み上げたケーブルです。C8s-1(Amazon/AliExpres)、C8s-2(Amazon/AliExpres)、C8s-4(Amazon/AliExpres)も同じ仕様の色違いらしいのですがC8s-3以外は購入していないため実際はどうなのかわかりません。

  • 2020年11月下旬AliExpress発売($25.99-28.99)

低音の音量がごくわずかに弱り、重みがやや出にくいようです。楽器の音では気になりませんが電子音の重低音では若干沈み込みが浅くなっているようにも感じられます。低音が重く深いイヤホンでは物足りなくなるかもしれません。高音の刺激は強まりにくく、伸びは良いです。

低音が重めでなく高音がやや強いイヤホンの刺激を弱めるのには良さそうです。4芯銀メッキケーブルが付属しているKZイヤホンで高音の刺激が強いと感じる場合にC8s-3にリケーブルすると刺激が軽減します。KZの4芯銀メッキは高音の伸びが強めなためその部分は衰えますが、C8s-3自体も比較的伸びは良い方です。

  • 高音の刺激はあまり変えたくない
  • 高音の伸びはキープしたい
  • 低音の音量をごくわずかに弱めたい
  • 低音の沈み込みを深めたい
  • 低音の重みを増したい
  • あまり味付けのない8芯銅線ケーブルYinyoo YYX4823(簡易レビュー)を基準にして評価しています。付属ケーブルに強めの味付けがある場合、期待通りの変化をしないことがあります。
  • mmcx
  • 2pin CIEM 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK LitzPS Pro(Amazon/AliExpress$40前後)は8芯4N銀線ケーブルです。4芯のLitzPS(簡易レビュー)よりも重低音が出ておりやや濃いめ、高音は少し強めです。若干メリハリが強まる傾向があるようです。耳掛けチューブ付き。埋め込み2pin対応、mmcxは先割れタイプです。タッチノイズが少しあります。

8芯4N銀線ケーブル『NICEHCK LitzPS Pro』の白背景画像 8芯4N銀線ケーブル『NICEHCK LitzPS Pro』の2pinコネクターの白背景画像 8芯4N銀線ケーブル『NICEHCK LitzPS Pro』のmmcxコネクターの白背景画像
  • 4芯のNICEHCK LitzPSと同一線材かどうかセラーには確認できていませんが、商品ページに掲載された鑑定証が同じ画像のようなので同じではないかと…。
  • 同時期発売で仕様が同じ8芯4N銀線のKBEAR Limpid Pro(AliExpress)も注文済みです。到着したら比較してTwitter(@magnolia_time)もしくは当ブログ『イヤホン関係メモ』からコメント予定です。
  • mmcx
  • 2pin CIEM 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK LitzPS(Amazon3,350円/AliExpress$20前後)は4芯4N銀線ケーブルです。重低音は若干控えめですが不足を感じるほどではありません。伸びやかさはそこそこでタイト気味、ややメリハリ強化される傾向があります。耳掛けチューブ付き。2pinは非CIEM、mmcxは先割れタイプです。

4芯4N銀線ケーブル『NICEHCK LitzPS』の白背景画像 4芯4N銀線ケーブル『NICEHCK LitzPS』の2pinコネクターの白背景画像 4芯4N銀線ケーブル『NICEHCK LitzPS』のmmcxコネクターの白背景画像
  • NICEHCKの低価格リケーブルでは初めてAliExpressの商品ページに成分分析証が掲載された製品です。
  • 線材を溶かしてみて本物の銀線だろうとツイートしている方がいらっしゃいました。中華リケーブルマニアの皆さんの間でも本物だろうとの見立てです。
  • 同時期に発売された同じく4芯4N銀線のKBEAR Limpid(簡易レビュー)とは線材が異なると感じました。ツイート
  • 細いためスライダーはゆるゆるでほぼ使い物になりません。
  • mmcx
  • 2pin CIEM 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK LitzOCC(Amazon/AliExpress)は台湾産の4N単結晶銅線を使用した4芯ケーブルです。1本0.1mmの線材10本を4芯に編み上げています。商品ページには成分鑑定証が掲載されていますが、本当に単結晶銅かどうかの識別は困難なため実際のところはわかりません。

4芯4N単結晶銅ケーブル『NICEHCK LitzOCC』の2pin 2.5mmの白背景画像 4芯4N単結晶銅ケーブル『NICEHCK LitzOCC』の2pinコネクターの拡大画像 4芯4N単結晶銅ケーブル『NICEHCK LitzOCC』のmmcxコネクターの拡大画像
  • 2020年10月中旬発売(Amazon 2,850円)

箱出し時は低音の沈み込みは普通かちょっと惜しいくらいではあるものの24時間エージング後は不満を感じになくなりました。重さがあり少しだけ濃く感じられやすいです。イヤホンによっては超低域に近いベースラインがやや強まったり、少しだけウォームさが出ます。ボーカル帯域がごくわずかに弱るようでボーカル音量や同帯域の楽器の音量が弱ることがあります。また、その影響で中高域と高域の境目辺りの音が出やすい楽器が軽微に目立つようになることがあります。

  • ボーカルをほんの少しだけ弱めたい/後ろに下げたい
  • 高音の鋭さはあまり変えたくない
  • 一定の伸びはキープしたい
  • 超低域の深さと重さを強化したい*要エージング
  • 低音の沈み込みを深めたい
  • 低音をタイトに締めたい
  • クールさを弱らせたくない
  • 味付け控えめな8芯銅線ケーブルYinyoo YYX4823(簡易レビュー)を基準にして評価しています。付属ケーブルに強めの味付けがある場合、期待通りの変化をしないことがあります。
  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK C8-1(Amazon/AliExpress)は0.05mmの純銅線を14本撚り合わせた4芯と0.05mmの銀メッキ銅線を14本撚り合わせた4芯を合わせた8芯ミックスケーブルです。濃いめの黄色と焦げ茶色のツートンカラーが若干虎柄感があるもののすっかり虎柄だったTRN T1(簡易レビュー)ほどではありません。

8芯銀メッキと高純度銅ミックスケーブル『NICEHCK C8-1』の白背景画像 8芯銀メッキと高純度銅ミックスケーブル『NICEHCK C8-1』の2pinコネクターの白背景画像 8芯銀メッキと高純度銅ミックスケーブル『NICEHCK C8-1』のmmcxコネクターの白背景画像
  • 2020年7月上旬発売

低音の音量が少しだけ弱り、沈み込みは十分なもののわずかにすっきりしやすい傾向があります。コーラスや中高域の一部の楽器の音が少し強まることがあります。高音が伸びやかです。

  • 高音の伸びを十分に出したい
  • 低音をすっきりさせたい
  • 低音のドンを少しだけ弱めたい
  • ボーカル帯域が盛られたイヤホンで強まった中高域の楽器の音を弱らせたい
  • あまり味付けのない8芯銅線ケーブルYinyoo YYX4823(簡易レビュー)を基準にして評価しています。付属ケーブルに強めの味付けがある場合、期待通りの変化をしないことがあります。
  • mmcx
  • 2pin CIEM 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK Blocc(Amazon/AliExpress)は高音の刺さりを引き起こす高音のピークを少し抑えつつも高音域を弱めません。中高~高域がちょっと底上げされているようなのでLZ A6のようなバランスのイヤホンだと中高域寄りが強すぎることがあります。取り回しは良いですがタッチノイズあり。耳掛けチューブ付き。埋め込み2pin対応。詳細は以下レビュー記事を参照してください。

2芯 5N UPOCC 単結晶銅ケーブル『NICEHCK Blocc』の白背景画像 2芯 5N UPOCC 単結晶銅ケーブル『NICEHCK Blocc』の2pinコネクターの白背景画像
  • mmcx
  • 2pin CIEM 0.78mm
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK GCT4(Amazon/AliExpress/価格情報)は1本当たり0.075mmの4N OFHC(”oxygen free high conductivity copper”)線を56本撚り合わせて4芯で編み上げたケーブルです。目立つ味付けが少ないものの伸びが良いのか非常にきれいな音色になる傾向のケーブルです。やや太めですが柔らかく取り回し良し。耳掛けチューブ付き。埋め込み2pin対応。ツイート

2pin 2.5mmを3本持っているので比較したところ低音の量の出方に個体差があります。低音が力強く量がやや多めになりやすい個体があるようです。

4芯OFHCケーブル『NICEHCK GCT4』の白背景画像 4芯OFHCケーブル『NICEHCK GCT4』のケーブル部分を拡大した白背景画像 4芯OFHCケーブル『NICEHCK GCT4』の2pinコネクターの白背景画像 4芯OFHCケーブル『NICEHCK GCT4』のmmcxコネクターの白背景画像
  • 2019年8月発売(Amazon 4,550円)
  • 2020年6月 4,050円に値下げ → 2020年12月 3,390円に値下げ → 2021年9月 3,220円に値下げ

低音の量の出方に個体差がありますが基本的にはあまり味付けはなく、強化・減衰しやすい帯域はありません。超低域を引き出し沈み込みを深めたりということもさほどないようです。

ですが味付けのない普通の高純度銅線と比較すると雑味を減らして明瞭になりやすく、伸びが良くなったと感じやすいと思います。

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK C16-1(通常価格3,990円*/価格情報/Amazon/AliExpress)は高音のピークがしっかりめに出て主張が強まり伸びも良く、全体的に明瞭。銅線付属ケーブルから銀メッキケーブルに変えた時に感じることのある低音の衰えを比較的感じにくい気がします。高音の主張が物足りないイヤホンに合いそうです。ただしイヤホンとの相性によってはハイ上がりっぽくなることもあるのでバランスを崩すこともありそう。耳掛けチューブなし。KZタイプC(qdc)、NX7(TFZ)あり。*Amazonでは10~20%の値引きが付いていることが多いです。

16芯銀メッキケーブル『NICEHCK C16-1』の白背景画像 16芯銀メッキケーブル『NICEHCK C16-1』の2pinコネクターの白背景画像
  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK C16-2(通常価格3,890円*/価格情報/Amazon/AliExpress)中高音域が少しだけ強まるタイプ。ボーカルもやや近づく傾向が。伸びや響きは抑え気味でメリハリというよりはやや押し出しが強い印象になりました。高音は細らず、低音は強化というより整理されたような感じです。マルチBA機でこもりが出にくかったです。ちょっとぼやっとしてるかもと感じるイヤホンが力強くなるんじゃないでしょうか。耳掛けチューブなし。KZタイプC(qdc)、NX7(TFZ)あり。*Amazonでは10~20%の値引きが付いていることが多いです。ツイート

16芯銀メッキ+高純度銅ミックスケーブル『NICEHCK C16-2』の白背景画像 16芯銀メッキ+高純度銅ミックスケーブル『NICEHCK C16-2』の2pinコネクターの白背景画像
  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK C16-3(通常価格3,790円*/価格情報/Amazon円/AliExpress)は高音のピークがちょっと柔らかく、低音はややどっしりめな傾向があるようです。耳掛けチューブなし。KZタイプC(qdc)、NX7(TFZ)あり。*Amazonでは10~20%の値引きが付いていることが多いです。

16芯高純度銅ケーブル『NICEHCK C16-3』の白背景画像 16芯高純度銅ケーブル『NICEHCK C16-3』の2pinコネクターの白背景画像
  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK C16-4(Amazon/AliExpress)はC16-1と同じ線材の耳掛け形状違いです。C16-4は耳掛けチューブ付き。高音のピークがしっかりめに出て主張が強まり伸びも良く、全体的に明瞭。銅線付属ケーブルから銀メッキケーブルに変えた時に感じることのある低音の衰えを比較的感じにくい気がします。高音の主張が物足りないイヤホンに合いそうです。ただしハイ上がりっぽくなることもあるのでバランスを崩すこともありそう。相性がありますね。KZタイプC(qdc)、NX7(TFZ)あり。

16芯銀メッキケーブル『NICEHCK C16-4』の白背景画像 16芯銀メッキケーブル『NICEHCK C16-4』の2pinコネクターの白背景画像 16芯銀メッキケーブル『NICEHCK C16-4』のプラグと分岐パーツの白背景画像 16芯銀メッキケーブル『NICEHCK C16-4』のケーブル拡大白背景画像
  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • TFZ
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK C16-5(Amazon/AliExpress)はNICEHCK C16-2に耳掛けカーブがつけられた型違いです。線材は同じとみられますので、音質についてはNICEHCK C16-2の説明をご覧ください。

極性は耳掛けした時に下側がマイナスです。画像には写っていませんがマイナス側に青いマーキングがあります。

16芯銀メッキ+高純度銅ミックスケーブル『NICEHCK C16-5』の白背景画像 16芯銀メッキ+高純度銅ミックスケーブル『NICEHCK C16-5』の2pinコネクターの白背景画像 16芯銀メッキ+高純度銅ミックスケーブル『NICEHCK C16-5』のmmcxコネクターの白背景画像
  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK CT4(Amazon完売/価格情報/AliExpress)は味付けの少ないケーブルです。イヤホン本来の音色が出やすい気がするので私はイヤホン評価時によく使っています。画像はちょっと青っぽくなっていますが実際は普通の茶色です。2019年発売の低価格16芯ケーブルなので中華16芯ケーブルとしては少し細め。耳掛けチューブ付き。ツイート

  • *1の音質を上げたような音色になりやすいのでKZイヤホンとの相性が良いのですがCタイプ(qdc)は発売されていません。
  • OFCケーブルは低音を強める傾向を持つことがありますがCT4は高純度であるためか強める程度は軽微です。
  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

NICEHCK CT3(Amazon/AliExpress)はあまり味付けがなく、高音も低音もそこそこ普通に出るケーブルです。KZ標準撚り線OFCケーブル*1に比較的近いバランスで鳴らしてくれます。銅線としては高音の伸びがやや良いです。高音がよく出るイヤホンでは若干ドライ寄りになることがあります。重低音の沈み込みはそこそこです。

耳掛けチューブ付き。2pinの極性は青いマーキング側(耳掛けした時に下)がマイナスでKZ Cタイプと同じです。

  • 2019年2月発売/1,799円(発売時400円クーポン発行)
  • KZ標準撚り線OFCケーブルから沈み込みを衰えさせずに味付けなくリケーブルしたい場合はYinyoo YYX4823(簡易レビュー)の方がおすすめです。
  • 1. KZ標準撚り線OFCケーブル:KZ、CCAイヤホンに付属している茶色い銅線ケーブルのことです。2020年夏モデルから銀色の銀メッキアップグレードケーブルに変更になっている製品もあります。単体販売(AliExpress)もされています。