[簡易レビュー] JSHiFi リケーブル

JSHiFi(公式Twitter/Amazonストアフロント)は2021年初頭からAmazonに出店しているリケーブルを中心に取り扱う中華イヤホンアイテムの販売店です。製品の評価は概ね好評です。

中華リケーブルの簡易レビューです。他ブランドのリケーブルの簡易レビューはこちらから。⇒Yinyoo NICEHCK TRN/KZ/CCA Kinboofi/KBEAR その他

  • mmcx
  • CIEM 2pin 0.78mm
  • TFZ
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

JSHiFi Sky(Amazon)は8芯銀メッキケーブルです。詳細は不明。クタッとした柔らかめの質感です。耳掛けチューブ付き。

JSHiFi Sky(2pin 3.5mm)の白背景画像 JSHiFi Sky(2pin 3.5mm)の白背景画像 JSHiFi Skyの2pinコネクターの白背景画像 JSHiFi Skyのmmcxコネクターの白背景画像
  • 2021年10月上旬発売(1,880円)
  • 到着時のツイートツイート
  • 安価に8芯銀メッキケーブルに変えたい
  • 低音の沈み込みを衰えさせたくない
  • 音の変化を楽しみたい
  • あまり味付けのない8芯銅線ケーブルYinyoo YYX4823(簡易レビュー)を基準にして評価しています。付属ケーブルに強めの味付けがある場合、期待通りのバランスにならないことがあります。

低音がやや深めなくらいで適度に銀メッキらしい音色、それ以外の味付けは弱めな万能タイプです。低音も十分でありながら適度にすっきりと明瞭になりやすく、高音は細りにくく伸びの衰えもなし。チープな4芯ケーブルが付属している低価格イヤホンをとりあえず何か安価な銀メッキ線でリケーブルしたい場合に最適です。

KZ/CCAの4芯撚り線銀メッキ付属ケーブル(超低域が弱く高音が強めに伸びる)よりも味付けが弱いです。4芯撚り線OFCケーブル(味付けがあまりない)が付属するKZ/CCAイヤホンに極力味付けせず銀メッキ線に変えたい場合や、逆に4芯撚り線銀メッキケーブルが付属するKZ/CCAイヤホンで高音の刺激を抑え低音を少し強めるのにも良いでしょう。

相性が悪いイヤホンはほとんどないはずですが、リケーブルしたいイヤホンの付属ケーブルが味付け強めだった場合は大きく変化したように感じられる可能性はあります。銀メッキ線の音が好みでイヤホン本来の音色を確認したい場合にも使えると思います。

2018年発売のYinyoo YYX4733(もしくは黒皮膜YYX4732)と同じもしくは非常に傾向の近い線材が使われていると思います。ちなみにYYX4733は発売時5千円台でした…。ツイート

  • mmcx
  • CIEM 2pin 0.78mm
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

JSHiFi ZB8(Amazon)は銀メッキ線40本(太さ不明)×8芯=320本を撚り合わせたケーブルです。銀メッキされている芯材について説明がないのでたぶんごく普通の銅線だと思います。柔らかさと張りは適度で取り回しは良く、スライダーもちょうど良いサイズです。

JSHiFi ZB8(2pin 2.5mm)の白背景画像 JSHiFi ZB8(2pin 2.5mm)の分岐パーツとプラグ部分の白背景画像 JSHiFi ZB8の2pinコネクターの白背景画像 JSHiFi ZB8のmmcxコネクターの白背景画像
  • 2021年7月中旬発売(2,350円)
  • 到着時のツイートツイート

中高域にごくわずかに減衰があるタイプなようで、ボーカル帯域がやや強調されたイヤホンにおいて同帯域の楽器の音まで前に出てしまうのを抑えてくれる効果が期待できそうです。そのわりにボーカル音量が弱ったようには感じにくいです。このタイプのケーブルは種類が少ないため重宝しそうですね。

高音の伸びや鋭さに影響する帯域がごくごくわずかに衰える傾向もあり、高音の刺激がキツめのイヤホンの刺さり具合が軽減します。高音全体の音量としての変化はほとんど感じません。ボーカルのドライさも軽減するようです。伸びの変化は気になるほどではありませんが、響きなどを重視するなら衰えたと感じられる可能性があります。

低音全体は音量的にやや弱るものの、特にアンバランス(3.5mm)では重みが増す傾向があります。超低域の弱った部分の不足を感じさせずにちょっとだけ下がり、奥行きが深まりやすいです。バランス接続では低音がやや緩むことがあります。ZB8に限らずリケーブルのバランスとアンバランスではたいてい超低域に若干の違いが出ますが、ZB8は接続の違いによる低音の重みと柔らかな広がりへの影響が大きめだと思います。

バランスプラグを選択するならタイトな音色のイヤホンとの方が相性が良いです。

  • KBEAR Lark(レビュー/Amazon/AliExpress)との相性が良いです。3.5mm/2.5mm/2.5mm→3.5mm変換アダプター経由のいずれも悪くありません。ツイート
  • KZ ZSN Pro X(Amazon/AliExpress)はバランスよりもアンバランス(3.5mm)の方が圧倒的に相性が良く、奥行きが深まります。やや衰える抜けの良さはスパイラルドット(Amazon)で補完できます。バランス接続はなんか惜しい。ツイート
  • mmcx
  • CIEM 2pin 0.78mm
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

JSHiFi RB8(Amazon)は14本で撚り合わせた線材を1芯当たり7本、8芯で合計784本(1本当たりの太さ、ミックスの内訳不明)で編み上げられたケーブルです。太い線材の重さに加えてプラグ・分岐部・コネクターも太めの金属パーツで重みがあります。耳掛けしてしまえばさほど気になりませんが、耳掛けチューブのカーブが合わない場合は熱を加えて微調整した方が良いかもしれません。

超低域が十分出ており、深い重低音が出せるイヤホンならリアリティのある唸りが感じられます。低音の伸びはやや抑制気味でタイトです。濃くどっしり気味な音色になりやすいですが重苦しくはありません。

イヤホンによってはボーカルがわずかに下がったり音量的に小さく感じられることがあるようです。しかし演奏に埋もれるわけではなく、むしろやや奥行きが出る印象ですね。

全体のバランスを変えすぎずに濃く、余計な広がりを抑えてタイトに見通しよく、なめらかでありながら一音一音をドシッとビシッと置いていくような音色だと思います。

  • 2021年5月発売(6,290円)
  • 到着時のツイートツイート
  • mmcx
  • CIEM 2pin 0.78mm
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

JSHiFi GYT8(Amazon 2,990円)は全体的に濃くなりやすいものの極端に変化するわけではなく適度に上品で、イヤホンの持ち味を活かしつつ力強さを感じる音色になりやすいです。

超低域~低域がわずかに強めに出ることが多くそれによって相対的に中低域が弱るためタイトになりやすく、その結果として低音が明瞭かつ力強さの強化が期待できます。高域もよく出ていますがキンキン音が耳障りになりにくいようです。高音の伸びは良好、低音の伸びはさほど強くはないもののタイトすぎることもありません。

JSHiFi GYT8(8芯金メッキ銅&銀メッキ銅&高純度銅ミックスケーブル 2pin 2.5mm)の画像 JSHiFi GYT8(8芯金メッキ銅&銀メッキ銅&高純度銅ミックスケーブル 2pin 2.5mm)の2pinコネクターの拡大画像 JSHiFi GYT8(8芯金メッキ銅&銀メッキ銅&高純度銅ミックスケーブル 2pin 2.5mm)の分岐パーツとプラグの拡大画像
  • 2021年3月中旬発売(2,990円)
  • 到着時のツイートツイート
  • 似た種類の線材が使われているKZ KZX4922(AliExpress一覧)と線材の見た目が似ています。ツイート
  • mmcx
  • CIEM 2pin 0.78mm
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

JSHiFi D4G(Amazon 3,299円)は現行品の中ではほぼ唯一の低価格金メッキケーブルです。リケーブル後の変化は感じやすいものの本来のバランスからの変化の程度は小さいのでイヤホンの持ち味を活かしつつ上品なドンシャリ感を出してくれます。付属ケーブルが銀メッキ線の場合は結構濃くなるかもしれません。

低域がごくわずかに強まることで相対的に中低域が弱るため、艶と厚みが増すのに明瞭さの向上も見込めます。超低域も不足なく出ていますが低音全体の伸びはさほど強くはなく、しかしタイト過ぎることもありません。高域も部分的にほんのちょっとだけ強く、きらびやかさが出て伸びやかさも感じられます。ややメリハリが強まりドンシャリ寄りに変化しやすいと感じます。

JSHiFi D4G(4芯金メッキ単結晶銅ケーブル 2pin 2.5mm)の画像 JSHiFi D4G(4芯金メッキ単結晶銅ケーブル 2pin 2.5mm)の2pinコネクターの拡大画像 JSHiFi D4G(4芯金メッキ単結晶銅ケーブル 2pin 2.5mm)の分岐パーツとプラグの拡大画像
  • 2021年3月中旬発売(3,299円)
  • 到着時のツイートツイート

cooyinからも金メッキケーブルが出ています。

  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • qdc
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

JSHiFi Hi8(Amazon 1,650円)は20Hz以下がやや強めに出やすく、沈み込みの深いイヤホンと組み合わせると特に洋楽の場合は一聴して分かるくらいベースラインが強まることがあります。高域も強すぎない程度に出ており伸びやかさ良好。質感はくったりと柔らかめです。耳掛けチューブ付き。qdcは下が-でKZタイプCと同じです。色はグレー・シルバー・ブラックの3色。

JSHiFi Hi8(8芯銀メッキOFCケーブル)の画像 JSHiFi Hi8(8芯銀メッキOFCケーブル)の2pinコネクターの拡大画像 JSHiFi Hi8(8芯銀メッキOFCケーブル)のmmcxコネクターの拡大画像 JSHiFi Hi8(8芯銀メッキOFCケーブル)のqdcコネクターの拡大画像
  • 2021年1月中旬発売(1,650円)
  • mmcx
  • 2pin 0.78mm
  • 3.5mm
  • 2.5mmバランス
  • 4.4mmバランス

JSHiFi BS8(Amazon 2,599円)は20Hz以下がわりと出ており沈み込みが浅くなりにくく、かつごくわずかに低域が弱ることで少し見通しが良くなりやすいです。高音に少しメリハリが効く印象で、低域の弱まりにより相対的に中低域と中高域が強まる傾向があり、全体的に音が近づいてやや音場が狭まる場合もあるようです。2pinの極性は耳掛けした時に下側がマイナスです。

JSHiFi BS8(8芯銀メッキケーブル)の画像 JSHiFi BS8(8芯銀メッキケーブル)の2pinコネクターの画像 JSHiFi BS8(8芯銀メッキケーブル)のmmcxコネクターの画像
  • 2021年1月中旬発売(2,599円)