RADSONE Earstudio ES100 – アプリ機能とスクリーンショット(Ver.1.3.1)

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既に手放せない状態になっているRADSONE Earstudio ES100ですが、ひとまず購入検討のご参考にアプリ画面のスナップショットとヘルプ(英語)で確認できた機能概要を紹介してみます。今回のスナップショットは英語(Ver.1.3.1)の時のものです。

主な機能

電源オプションやES100への接続機能の他に以下機能があります。

  • 3.5mm(アンバランス), 2.5mm(バランス)の切り替え
  • 出力モード切り替え
  • Bluetoothコーデックの選択
  • ボリューム(端末本体ボリューム/ES100連動ボリューム)
  • イコライザー
  • DCT(Distinctive Clear Technology)レベル設定
  • クロスフィード設定
  • デジタルフィルター設定
  • オーバーサンプリングレート設定
  • ambient(外音取り込み機能)設定
  • マイクボリューム
  • LED点灯色変更(Ver.1.2.2)
  • 左右のボリューム調節(Ver.1.3.1)

基本機能

ホーム画面

RADSONE Earstudio ES100のアプリホーム画面
ホーム画面

[INPUT]は利用中のオーディオモードです。USB DAC、Bluetoothのどの設定で動作しているか表示されます。また、ここをタップするとオーディオ設定が開きます。

上部真ん中はバッテリーの状態です。どのモードで動作しているかも表示されます。また、ここをタップすると電源設定が開きます。

[OUTPUT]はどこから出力されているかの設定です。どのモードが使われているかも表示されます。また、ここをタップすると出力モード切り替え設定が開きます。

[ANALOG VOLUME]はES100のボリューム調節です。ES100本体の音量ボタンと連動しています。[USE SOURCE VOLUME]は接続端末に連動しており、端末のボリュームをコントロールすることができます。

デバイスボリューム設定

RADSONE Earstudio ES100のアプリ[DEVICE VOLUME CONTROL(デバイスボリューム設定)]画面
DEVICE VOLUME CONTROL(デバイスボリューム設定)画面

左右のボリュームを個別に調節ができます。ホーム画面の[ANALOG VOLUME]の右側にある歯車アイコンをタップすると表示されます。

電源設定

RADSONE Earstudio ES100アプリ[POWER OPTION(電源オプション)]画面
[POWER OPTION(電源オプション)]画面
  • [BATTERY CARE](バッテリーケア)
    • [Partial charging](充電の自動調節)
  • [CHARGER MODE](充電設定)
    • [Normal Mode](ケーブルの接続状態次第で自動リセット)
    • [Auto Power off when charger connected](充電中は電源OFF)
    • [Auto Power off when charger disconnected](ケーブルを抜いたら電源OFF)
  • [POWER MODE](電源設定)
    • [Normal Mode](USBから充電しながら使用)
    • [Self Power Mode](本体バッテリー使用)

バッテリーケアの[Partial charging]はONにしておくとケーブル接続中は充電バッテリーを80%~90%前後でキープしバッテリー寿命を伸ばす設定だそうです。画面を見ている限りで充電設定を[Normal Mode](USB充電モード)にしておいても一定量で充電を停止、USBから電源を取っているように見えます。

[Self Power Mode]の状態ではバッテリーケアの設定に関係なくUSBケーブルを接続していても充電しないので、手動で切り替えて使う場合は充電時に設定変更するのを忘れないようにしてください。

オーディオ設定

RADSONE Earstudio ES100アプリ[USB AUDIO(オーディオ設定)]画面
[USB AUDIO(オーディオ設定)]画面

USB DACの情報も出ますが、ここはBluetooth用の設定です。

Bluetooth接続時のバッファを指定することができます。Bluetooth接続時には変更できないようなので予め設定しておきます。7以上にするとより快適に動作するようですがバッテリーを喰うようです。

Bluetoothのコーデックを個別にON/OFFでき、SBC、LDAC、AAC、apt-X、apt-X HDを任意に切り替えることが可能です。全てが選択されている状態では自動判別されます。なおLDACはファームウェアVer.1.3.0によって機能追加されます。

出力モード切り替え

RADSONE Earstudio ES100アプリ[AUDIO OUTPUT MODE(出力モード)]画面
[AUDIO OUTPUT MODE(出力モード)]画面

3.5mmと2.5mmは端子で判別してくれますが、出力設定を変更するにはアプリが必要です。3.5mmと2.5mmそれぞれに2つのモードがあります。

3.5mmの[Normal Mode](ノーマルモード)はバッテリーの持ちを優先し[High Performance Mode](ハイパフォーマンスモード)は音質を優先するようです。所有しているイヤホンはノーマルモードで鳴らせましたが、ヘッドホン(32Ω/最大出力500mW)はハイパフォーマンスモードが必要でした。アプリを使わないとモード切り替えができないのでAndroid端末もiOS端末も持っていない場合はヘッドホンを鳴らせない可能性はありそうです。

2.5mmは[Normal Mode](ノーマルモード)と[Hight Voltage Mode](ハイボルテージモード)の2つです。使用ヘッドホン・イヤホンのインピーダンスが300Ω以上の場合のみハイボルテージモードを使用します。変更時は警告が出ます。合わない規格で使用すると最悪イヤホン・ヘッドホンが壊れることがあるようなので注意して下さい。

イコライザー

RADSONE Earstudio ES100アプリ[equalizer(イコライザー)]画面
イコライザー画面

イコライザーには予めプリセットが用意されています。値は+-12dBまで変更できます。自分で設定したプリセットは4つまで保存できます。

LED設定

RADSONE Earstudio ES100アプリ[LED]画面
[LED]画面

本体のLED点灯の色の変更とOFFの設定ができます。アプリ画面左上のアイコンから[LED]をタップすると表示されます。

システム音量設定

RADSONE Earstudio ES100のアプリ[TONE VOLUME(システム音量)]画面
[TONE VOLUME(システム音量)]画面

本体のシステム音(接続時や電源ON時の音)の音量を変更できます。アプリ画面左上のアイコンから[TONE VOLUME]をタップすると表示されます。

外音取り込み機能

RADSONE Earstudio ES100のアプリ[AMBIENT SOUND(外音取り込み機能)]画面
[AMBIENT SOUND(外音取り込み機能)]画面

[AMBIENT SOUND]は周りの音を取り込む機能です。本体マイクから外の音を取り込んで出力します。周りの音を気にしないといけない場合に使うようです。本体の選択ボタンにショートカットキーを当てられます。[MIC VOLUME]はマイクの音量です。

サウンドコントロール

RADSONE Earstudio ES100のアプリ[SOUND CONTROL(サウンドコントロール)]画面

[DCT LEVEL]はRADSONEの独自機能でデジタルノイズを除去する機能のようです。foobar2000でFLACを聞きながらいじってみましたが音源に問題がないためか違いが分かりませんでした。

[CROSSFEED(クロスフィード)]は擬似的に立体感を与える機能です。確かに音が前方向にもやや広がるのが分かります。しかしこれは好みがありそうですね。

[AK4735a DAC DIGITAL FILTER]はアンプ回路の機能を使って音色を変えられる設定のようです。私は初期値のまま使用しています。

[AK4735a DAC OVER SAMPLING RATE]はオーバーサンプリング機能です。必ずしも効果的な機能ではないとのことなのでとりあえずデフォルト(1x)のままにしています。

まとめ

手元に届いて1ヶ月ほどの間にファームウェアが4回アップデートしており、毎回機能追加されています。また、記事を書いている最中にVer.1.3.2のファームウェア更新情報が届いたと思ったら一部日本語表示されるようになりました。若干カタコトですが。

ES100の価格に対して性能と機能は素晴らしいので、更にどんどん機能が追加されるのは驚きです。