[レビュー] Yinyoo V2 – 低音がゆったりと心地よいイヤホン

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2019/03/08お知らせ:新ロット(改良版/AliExpressで販売中)のレビューも公開しています。⇒『[レビュー] Yinyoo V2 改良ロット (1) やや低音寄りの柔らかな音色に合う絶妙な高音本記事は初期ロットの記事です。3/12追記:初期ロットは完売したとのこと。現在Amazonの在庫は改良ロットだそうです。

KZ ZS6のリケーブル編レビュー途中ですが準備のため次回分まで間が開きそうなので、先にYinyoo V2のレビューを公開します。第1回は箱出しからエージング終了までレビューして行きます。

Yinyoo V2の画像
なかなか高級感のある金属製

エージング後&付属ケーブルの最終評価だけでよろしければ『エージング100時間~』から後ろもしくは『総評』だけご覧ください。今回は音の説明が難しかったのと付属品から交換する場合のイヤーピースの選定に手こずったのでちょっと長文です。

製品仕様

  • ブランド:Yinyoo
  • 型番:V2
  • ドライバ構成:1DD
  • インピーダンス:16Ω
  • 感度:108dB
  • 再生周波数帯域:15-35000Hz
  • ケーブル端子:2PIN(0.78mm)
  • 付属ケーブル:4芯銀メッキ

*現在のYinyoo V2はAmazon、AliExpressともに改良ロットです。
*AliExpressのセール期間は8/26 16:00~

商品説明

Amazonおよびaliexpressの説明文によると特徴は以下の通り。

  • 米国製(直輸入)の振動板を使用したダイナミックドライバ
  • 複合振動板
  • ハウジングは航空ジュラルミンCVC削りだし
  • ストレートと耳かけの2way
  • 独自技術えで各帯域の位相を極限まで正確に制御
  • 低域から高域にかけてより安定
  • 特に(ドンシャリ)低音と高音の表現力が得意

中国感のあるデザイン。むしろもっとシンプルにしても良かったのでは…。

Yinyoo V2 外箱の画像
漂う中国感

箱裏にはスペックが記載されています。

Yinyoo V2 外箱の裏(スペック情報)の画像
スペック表示は英語と中国語

同梱品はイヤーピース2色各3サイズ、4芯銀メッキケーブル、ファスナータイプのケース。

Yinyoo V2 の同梱物の画像
ケース付き

削りだしのジュラルミン製ハウジングはつや消しタイプでスタイリッシュですね。表側にはLRの文字とY字のベント(穴)。ケーブルが下に垂れるように装着した時にLRの文字が逆さまになるので別の場所が良かったかも?小さいので気にするほど見えないっちゃ見えないんですが。

Yinyoo V2 のアップ画像1
イヤホン本体の表側

円錐形のような形状で先端に向かって細くなっています。イヤホン自体が小ぶりなので耳の穴にすぽっと収まります。ステムの長さも十分。イヤーピースはコンプライだと400サイズ。500だと抜けます。大抵の汎用シリコンは大丈夫そうです。

Yinyoo V2 のアップ画像2
ステムにはイヤーピース止めの段差あり

ケーブルの受け側付近に小さい丸印がついています。Yinyooのリケーブルでは丸印と色付き側(端子の先端に赤の着色および縁に青色の着色)側を揃えて挿せば良いようです。…がこの画像は逆ですね。初期状態から抜いたところなのでミスかな?両方で揃っていれば逆でも問題ないらしいですが…。

Yinyoo V2 のアップ画像3
イヤホン本体に印がついています。

想像以上に小さかったです。

Yinyoo V2 を手の上に乗せた画像
小さめです。

なかなか質の良さそうな4芯銀メッキケーブルが付属しています。取り回しも悪くなくタッチノイズも気になりません。付属ケーブルとしては音も悪くないのでは。

Yinyoo V2 付属ケーブルの画像
付属ケーブルは4芯銀メッキ

イヤーピースも意外と良いです。これまで見た中華イヤホン付属のイヤーピースはどれもペラペラで試すまでもなく即交換していたのですが、V2付属のものは比較的厚みと弾力があります。

Yinyoo V2 付属イヤーピースの画像
音が気に入るなら無理に変えなくてもいいかも。

音質

箱出し

付属のイヤーピースが悪くない出来なので付属イヤーピースで聞いていきます。

  • 音域間の音量差は大きくない
  • 箱出しでは音がぼやけている
  • 部分的に響いている
  • クロストークがない

Amazonの商品ページによると低音域=高音域≧中音域なようです。実際音楽を聞いていると大体そんな感じですが音域間の音量差はあまり大きくはなく、低音の濃いフラット寄り弱ドンシャリと言ったところです。

箱出しでは音がぼやっとしています。極性逆かな?と言うほど怪しい音がすることも。エージングで良くなることが多い部分なので改善するだろうとは思います。

耳で確認できるレベルのクロストークはありません。安い中華イヤホンで付属ケーブル使用時ではここまできっちり聞こえないものは意外となかったかも。なかなか良いケーブルを付けているみたいですね。

ケーブルが下に垂れる向きでも耳掛けする向きでも使えますが、私の耳の形(起き耳)では耳掛けの方が装着感が良かったです。

エージング9時間

少なくとも手元の個体で9時間時点ではイヤーピースを厳選しないとまともな音は出ませんでした。上手く反響を制御しきれていない感じです。

イヤーピースを厳選すればある程度聞けるレベルにはなりますが、ストレスが溜まるだけなので無理に聞くよりエージングしましょう。

エージング72時間

72時間に達するまで24時間、50時間頃にもチェックしましたが徐々に音が安定して来ました。60時間位からは音の好みが合えば付属品でも良いかも、と思えるくらいになってきましたが、レビューを書きながら聞き続けていると更に音が変わって来ている事に気づきました。エージング延長です。

エージング100時間

エージング前半と比べるとすっかり別物になりました!KZ製品(モノによっては200時間ほど必要)ほどではありませんでしたが長時間のエージングが必要な機種なようです。100時間で落ち着いたので、ここらでレビューします。

付属イヤーピース

まず付属イヤーピースで聞いていきます。

高音域の音量
3.9
★★★★★
★★★★★
中音域の音量
4.2
★★★★★
★★★★★
低音域の音量
3.8
★★★★★
★★★★★
アタック感
4.2
★★★★★
★★★★★
  • 全域で音量の差は小さい
  • 印象はやや低音寄り
  • 高音に刺激なし
  • 高音域はやや控えめ
  • 中音域は結構出ている
  • 低音域の不足分は厚みとアタック感で補えている
  • 低い低音から音量が出ている
  • 低音域にやや飽和感
  • 中低音域に厚みがある
  • 音の距離感のわりに音場が広い
  • 反響がある
  • 低音域の情報量が多い
  • 解像度は普通
  • 分離と定位はまあまあ
  • クロストークがほとんどない

周波数特性チェック用のスイープ音源で耳で聞いてチェックした限りでは、音量バランスは中音域≧高音域≒低音域です。周波数特性のグラフ通りある程度の凹凸が分かるものの全域の音量差はさほど大きくはないようです。しかし低音が下の方からよく出ていて厚みと重みがあることと低音の控えめさを補うアタック感があるためその分低音寄りに聞こえ、音楽を聞いていると低音域≒中音域≧高音域だと感じます。

高音域全体で聞き取った時は音量的にはあまり大きくありませんが特別に高音を必要とする楽曲でもなければ不足しているとまでは感じませんでした。もしも不足だと感じるならちょっとだけ音量を上げてやると良いです。小さい音量で聞く人や高音好きなら刺激不足かもしれません。

低音域は下の方の帯域から音量が出ているからか厚みがあります。エージング途中ではここが広がりすぎて中高音域にまで覆いかぶさっていましたが、エージングが進めばだいぶ改善します。ドンドン言う重低音はあまり感じないものの控えめさを補えるだけの重みのあるアタック感が音量的にはあり、音楽を聞いていると概ね中音域と大差ない音量バランスに聞こえます。

低音域だけでなく中音域にもややボリューム感があります。ボーカルにも影響があり実際の歌声よりも艷やか・なめらかになっているんじゃないかと感じられることが多いです。

低音域の情報量はやや多く、中・高音域はもうひと息です。解像度は悪くありませんがまろやかさ優先だと思います。リケーブルで情報量が増やせれば解像度ももうちょっと上がるのでは。

音場は中音域が広いように感じられます。低音が上手く作用しているのか反響があるからか、ふわっとした広がりがあり、楽曲によっては音に囲まれるような包まれるような感覚を覚えることがあります。真横にしか広がらないイヤホンも多いですが耳の後ろにちょっとだけ広がりがあるような雰囲気です。

ただ、音場の広さのわりにボーカルがやや近いような。リケーブル選びに失敗すると近くなり過ぎて聞きづらくなることがあるので、気のせいではなく実際に近めなんじゃないかと思います。

反響の仕方はZS6などのようにきらびやかにパーッと響くのとは対極の響き方だと感じます。中・高音域よりも低音域がちょっと多めに響いているのかも?厚みも相まって低音域の飽和感を感じる人も少なくないと思います。

クロストークがほとんどないこともあって定位はなかなか良いと思います。中・低音域の分離はもうちょっとしっかりしてくれたら嬉しいのですが、イヤーピースを変更したりリケーブルすればかなり変わるかもしれません。全域の中では高音域はすっきりめなので楽曲によっては分離良好に聞こえる場合もあります。

ちなみに付属イヤーピースをなくしてしまった場合はRHA デュアル・デンシティシリコンイヤーピースなら近い音が出ます。

Keepjoyのウレタンイヤーピース

イヤーピースをウレタンフォーム素材に変えてみます。高音が減衰しにくい物を使うと少しだけ反響が衰えてかなりバランスが良くなります。

イチオシはKeepjoy(送料込み294円/2ペア)です。高音の減衰しにくさで非常に優秀です。中国からChinaPostで送られてくるため2~3週間かかるのが難点。

次点はクリスタルチップスですがぜひKeepjoyを試してみてほしいです。コンプライは音の相性がかなり悪いのでおすすめしません。New Beeのウレタンイヤーピースなどは穴が大きくて抜けてしまいます。

以下、Keepjoyで評価して行きます。

  • 高音はさほど減らない
  • 中・低音域の音量バランスは変わらず
  • 低音の影響が抑えられる
  • 低音の反響が抑えられる
  • 全体的な解像度の向上

耳で聞いた時の音量のバランスは全域で付属イヤーピースと大差ありません。ウレタンの効果が出るのは低音の反響です。適度に抑えられるのでこの響きが邪魔していた部分が改善します。ボワついていたわけではないものの中音域まで低音の広がり(飽和感?)が影響している印象がありましたが、程良くなりました。

全体の解像度が向上したように感じられます。低音の響きにやや隠されていた中高音域の良さが出てきたんでしょう。

付属イヤーピースでは疾走感のある楽曲で重さが出ていましたが、Keepjoyなら許容範囲でありつつ厚みがあるのでこれはこれでアリな感じになります。ゲーム音楽のバトル系楽曲が勢いがあって速そうというより敵が強そう。

もっと高音が出たら良いかもと思い接着剤加工してみましたが、高音が出たのと引き換えに低音の豊かさでフォローされていた艶やかさが衰えてしまいました。加工の必要はありません。

JVCスパイラルドット

JVCスパイラルドットは比較的高音が出やすいので、所有している中では高音不足対策に効果が出やすいイヤーピースです。V2でもその効果が感じられます。

  • 高音がよく出る
  • 低音域の下の方の帯域が微妙に控えめ
  • 低音のアタック感が強まる
  • 低音域の反響が抑えられる
  • 付属品よりも明瞭

高音域全体の音量が増すわけではなくピークが強く出てやや主張が強まります。低音域は下の方の帯域がほんのわずかに控えめになったように感じられます。これによって重すぎる、厚すぎると感じていた人にはちょうど良いのではないでしょうか。ただし低音の響きが少し抑えられたことで低音の豊満さはやや衰えます。

アタック感が強まったように感じられますが、低音の響きの抑制で低音が締まっただけかもしれません。

低音の変化と高音の強化のおかげか、他のイヤーピースでボーカルや中音域の一部に霞がかかっているように感じられるならそれを改善することができます。

final Eタイプ

final Eタイプはサイズ選びを間違えなければ耳穴をきっちり塞ぐことができます。初めて買うときは全サイズ入りが売られているのでそちらを購入して試すことをおすすめします。私は2サイズを使い分けています。

私の耳ではこれが一番反響を拾うイヤーピースです。響きが衰えて音場が狭まりそうな時に試してみることが多いです。

  • 高音域は付属品と大差なし
  • 中音域はしっかり出つつも強すぎない
  • 低音域の下の方の帯域が少し衰える
  • 中音域が近づいた
  • 試した中では最も響く
  • 付属品より明瞭

V2の反響は低音が顕著に感じやすい気がしますが、final Eタイプでは全体的に響いている印象です。しかし低い低音が不足ない程度に少しだけ衰えているためボワつきは出ていません。

低音の響きに負けて気づきにくかった中・高音域の反響が聞こえやすくなるので、響くのが嫌いな方は合わないイヤーピースかもしれませんね。

付属イヤーピースでは中音域に広さがあったのですが、final Eタイプでは音が少しだけ近づいて音場が狭まったように感じられます。中音域がどうこうと言うよりは低音域の変化が影響しているような印象です。

このくらいの反響で音を広げているイヤホンは他にもありますしお風呂状態でもないので、響いて広がるタイプのイヤホンが好きならバランスは良いと思います。

AET06a

私はAET06aは奥まで入り切らなくて使えないことが多いのですがV2ではしっかり入りました。ダブルフランジなので耳奥に入れることに違和感を感じる人もいるかもしれません。

  • 高音が付属品よりやや出る
  • 付属品より明瞭
  • 低音が重厚過ぎない

耳で聞いた時の音量のバランスは付属品に近いものの高音のピークがよりもほんのちょっとだけ強く出ているように感じられます。低音は下の方の帯域がちょっとだけ減ったようで重厚感がちょっとだけ抑えられたように感じます。

これらの効果かV2の低音の個性が付属イヤーピース含め他の物よりも和らぎます。しかし付属イヤーピースで感じる個性が気に入っているならかなりあっさりしたと感じるでしょう。低音が濃すぎる、高音が足りない、もっとあっさりさせたいなら良さそうです。

その他

アンプとDAP

アンプの使用で音が締まり高音が強まる傾向があり、クリアにはなるんですがボリューム感やふわっとした音の広がりが衰えます。そうなるとV2である必要がない気もしますし、再生環境が豪華過ぎることが原因で不満が生じる可能性はあるんじゃないでしょうか。個人的には付属ケーブルではアンプを使わない時の音の方がバランスが良いと感じます。

装着感

小ぶりで収まりもまずまずで耳に当たって気になる部分もないようです。私はカサカサ耳なのに汗かきなのでイヤーピースが蒸れて痒くなる方が先ですね。

私は耳掛け(SHURE掛け)する方が装着感が良かったです。ケーブルが下に垂れるようにすると耳への収まりが今ひとつでした。これは耳の形状次第でしょうし、ウレタンフォーム素材のイヤーピースを使えば支えられます。

遮音性と音漏れ

ベント(穴)があるので多少は音漏れしますが、大きい音量で聞かない方なら許容範囲だと思います。遮音性は普通です。

総評

エージングはそこそこ長時間必要でした。短時間のエージングで音がおかしかったとしてもエージングが進むにつれて音が整ってきますので、そこは頑張ってください。目指せ100時間!

イヤーピースによる音の差が出やすいです。付属イヤーピースの音色に不満がある場合はイヤーピース変更でだいぶ音を変えることができます。ウレタンは高音が減衰しないものを選ぶ必要があることと、ステムがあまり太くないために汎用イヤーピースの中には抜ける物もあり、選択肢が少ないです。また、コンプライは特に音の相性が悪いです。⇒イヤーピースごとの詳細は『エージング100時間~』から。

Amazonの商品説明には低音域=高音域≧中音域っぽいことが書かれていますが、私が耳で聞いた時の音量のバランスは中・低音域≧高音域だと感じます。

低音に重点を置いた自然さに豊満さを上乗せしたような、中低音域にボリュームがあるやや濃い音色です。聞きやすく聴き心地も良いと思います。ゆったりと音楽を楽しむも良し、のんびりと作業しながら聞き流すのも良し。

中音域がやや広く、包み込まれるようなふわっとした広がりが気持ち良いです。しかし響きのせいかイヤーピースによっては低音の広がりが中音域までやや及んでいます。これが好みでないなら高音が減衰しにくいウレタンフォーム素材のイヤーピース(本記事内解説)に変えると量感への影響を最小限に低音の響きを抑えることができます。

V2の低音の個性的な量感が驚くほどはまる楽曲があるので、楽曲の好み次第では相当気にいる可能性があります。普段よく聞く楽曲が軽く感じることが多かったり、重厚感が欲しいならその不満を解消できそうです。ジャズなどの低音が豊かに出て欲しいゆったりした楽曲に非常によく合います。

また、音の隙間を埋める感じがあり音源の粗が出にくい気がします。古い音源が艶っぽく聞こえたり、質の悪い音源が聞きやすくなりました。飽和感でぼやけて嫌だと感じる場合はイヤーピースをJVCスパイラルドット本記事内解説)やfinal Eタイプ本記事内解説)に変えると良いです。

V2は低音の個性が強すぎると感じるならAET06a本記事内解説)で少しあっさりめにするのも悪くありません。

低音寄りでメロウな音色のイヤホンが欲しい、引き締まりすぎてシャリついているイヤホンは好きじゃない、まったりと楽しみたい、聞き疲れないイヤホンが欲しい人におすすめです。圧縮率の高い音源を聞いている方にも良さそうです。

アタック感の強い低音が好みならJVCスパイラルドット本記事内解説)への変更が効果的です。ただしこれに加えてキレも欲しい場合はV2自体が合わないでしょう。「低音寄り」にどっしりした重低音を期待するのも微妙なところです。

疾走感のある楽曲でノリノリになりたい人には重みが許容できるかどうか次第です。重みでスピード感が衰える楽曲もありますが、量感が追加されて気持ちが良くなる楽曲もありました。スカパラなんかは良かったです。また、太鼓系の音の解像度が高いので、太鼓系のリズムでノリたい人にはおすすめできそうです。手で叩くタイプの太鼓は特に良いです。

逆におすすめできないのは、キレやスピード感を重視する人、ドンシャリを期待する人、高音に刺激を求める人、乾いた音が好きな人です。持っていないので確かなことは言えませんが、駆動力のあるDAPで聞いている人の中にも不満を感じる人がいそうな気がします。

私はなかなか気に入りました。最近ジャズはあまり聞いていませんでしたが、V2のエージングを終えてから聴く頻度が上がりました。アナログ音源をCDにした楽曲が艷やかなので古い音源も登場回数が多いです。

低音もしくは高音に寄っているフラットっぽいイヤホンはリケーブルで変わりやすいと感じているので、リケーブルでもっと好みの音に近づけたいですね。

チープな環境で十分なので総合的なコスパは悪くないと思います。Amazonのプロモーションコードが出ているうち(2018年内)なら4,600円なのでかなりお得です。購入を迷っている方でリケーブルも含めて検討したいなら年内にリケーブル編も全編投稿予定(急用が発生しなければギリギリ間に合いそう)なので、AmazonにV2の在庫さえあれば値引きに間に合うと思います。⇒追記:風邪を引いたため年末ギリギリか5千円以下編までになるかもしれません…。ごめんなさい。

*現在のYinyoo V2はAmazon、AliExpressともに改良ロットです。
*AliExpressのセール期間は8/26 16:00~

KZ ZS6のリケーブル編(残り2回)の後にV2のレビューもリケーブル編に続く予定です。最後にリケーブル編まとめを書くので、相性が悪いリケーブルの情報はいらない、ケーブル毎のレビューは大体で良い、そもそも長いのは読みたくない!という方はレビュー編まとめ(おすすめリケーブルまとめだけの回)もしくは各回のまとめだけをご覧ください。

毎日は更新できないのと、リケーブル編は準備に時間がかかるため間に別のイヤホンのレビューを挟むかもしれませんので、ちょっとお待たせすることにはなります。