TRN Conch – 機器との相性編

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TRN Conchのレビュー、2回目は所有する機器との相性編です。黒フィルター+付属ケーブルRedChain+T-Ear Tipsで聴いていきます。ドングル型DACアンプの再生はXperia 1 ii、記載がなければ機器に付属のType-Cケーブルを使用しています。

TRN Conchの音質に関する詳細なレビューは以下からご覧ください。

DAP
iBasso DX240
Shanling M6 Ver.21JPOP ○
JPOP以外 △
Shanling M6×中高域騒がしい
TempoTec V6
Cayin N3Pro
ポータブルアンプ
FiiO Q5s Type-C
aune BU1
ドングル型DACアンプ
Cain RU6OS/NOS 両モード好相性
Questyle M15JPOPも良好
aune YUKI
xDuoo Link2 Bal MAX
Shanling UA3
ddHiFi TC44C
iBasso DC04PRO4.4mmの方が合う
iBasso DC03PROJPOP ◎
海外ボーカル曲 ○
Astel&Kern AK HC2JPOP ◎
海外ボーカル曲 △
TRUTHEAR SHIO要Type-Cケーブル変更
KUANG PAI 狂派 Plus4器楽曲特に良好
iBasso DC063.5mm限定で○
Whizzer DA1ローカット音源 ×
その他
audioquest Dragonfly Cobalt

DAP

iBasso DX240

iBasso DX240(標準アンプカードAMP1-MK3)は音楽的で伸びやかな音色です。パワーもあるためハイゲインでは高出力すぎると感じました。DX240の持ち味である美麗な音色のためにも厚みが欲しく、ローゲインで聴いています。

AMP1-MK3で所有音源全曲ランダム再生して聴いていて相性が悪いと感じた音源はありませんでした。ただし私はローカット音源や海苔音源を嫌っておりよく聴くジャンルはJPOP中心ではありません。80年代以降の海外ボーカル音源はジャンルを問わずたいてい合いました。器楽曲も伸びやかで良いです。

より音楽的で伸びやかな音色の別売りアンプカードのAMP8MK2とも好相性です。メーカーのこだわりが出るディスクリート回路の音の良さや個性をConchは$30という価格以上に引き出せています。

  • iBasso DX240|評価機器一覧
  • 評価音量(Youtube Music) : デフォルタンプカード 3.5mm Low 13前後
  • デジタルフィルター : Slow Roll Off (Minimum)

Shanling M6 Ver.21

Shanling M6 Ver.21は低域がすっきりめで気持ち中高域に寄っているようなそうでもないような、というバランスのDAPです。3.5mm/2.5mm/4.4mmフル装備、3段階ゲイン変更ができて便利です。

3.5mm接続ローゲインでJPOPとの相性は比較的良好でした。しかしJPOP以外では中高域が若干近めでうるさいです。JPOPしか聴かないなら良いと思います。

TempoTec V6

TempoTec V6はクラファンで販売開始されたTempoTecのDAPです。力強く太い音色で音場はやや狭いです。バランス接続でも超低域が弱らないのも特徴です。3.5mmだけでなく4.4mmラインアウトも備えており、ポタアンへの出力用として重宝しています。

V6との組み合わせではV6の太い音が超低域を下支えして力強い音色です。音場が狭いため海外音源よりも元々音場が狭いJPOPの方が印象が良いです。

Cayin N3PRO

Cayin N3PROは通常のDACに加え真空管を搭載したDAPです。少しだけ超低域が厚い気もしますが基本的にはフラット傾向なのでソリッドステートモード(真空管じゃない方)をレビューするイヤホンの評価にも使っています。

Conchとの組み合わせでも可も不可もなく普通に鳴らしているものの、より好相性な他の機器と比べるとN3ProもConchも価格相応感はあります。価格以上だとは感じません。Cyain N3PROはスペックほどの駆動力を感じないタイプではあるため、その影響もあると思います。

真空管アンプ使用時は温かみがある音色が心地良いものの出力不足感を感じます。真空管モードは2種類とも3.5mm接続時のみで130mW@32Ωから変更できませんから、Conchには向かないように感じました。

ポータブルアンプ

FiiO Q5s Type-C

第1回のレビューは概ねFiiO Q5s Type-Cで聴いています。好相性ですが他の機器でも試していくと若干高出力すぎる気がしないでもありません。

aune BU1

aune BU1はフルディスクリートポータブルDACアンプです。当初の代理店だった七福神商事が閉業したことで一時国内では販売停止していましたがミミソラオーディオが代理店になり再販しています。クリアで伸びやかな中高~高域の美音系の音色です。

aune BU1は低音も高音も減衰した印象を感じさせずに音域バランス的に中高域に寄りやすいです。超低域が必要十分なConchでも低音が減りすぎた印象がないのに中高域が前面に出てたカマボコ寄りっぽさがあります。そのせいか器楽曲では中高域が近すぎるような気がします。

Conchとの組み合わせでもクリアでありつつ少し暖かみがあり中高~高域が伸びやか、低音はタイトです。超低域はあまり伸びません。最近の海外ボーカル曲ではもうちょっと伸びやかさが欲しいような気がします。JPOPとの相性が良いので中高域が近いのが好みかどうか次第で相性の評価もわかれそうです。ノズル変更はありかも。

ドングル型DACアンプ

Cayin RU6

Cayin RU6は付属ケーブルではごくごく軽微にすっきりしているような、軽微に暖かみがあるような音色でありながら音域バランス的には比較的フラット寄りのドングル型DACアンプです。

4.4mmハイゲインでは中高域が少し騒がしく、マスタリングによってはエレキギターがうるさいことがありました。ローゲインなら騒がしくもありませんし中高域の解像度も向上します。3.5mmならハイゲインの方が明瞭で良さそうです。

RU6のOSモードはNOSモードよりもベースラインが強めで高音はくっきりしやすいです。Conchとの組み合わせでは輪郭がくっきりとしたハキハキ気味の音色に寄りやすいため、ゆったりメロウな楽曲は元気すぎると感じることもありました。

スネアの金属音にはバリッとした硬さがあってくっきりとしています。低~中低域の解像度が高くベーシストの繊細な指使いが伝わってきます。リズム隊が刻む正確なリズムがビシッとキマって規則正しい疾走感が気持ち良いです。

高音が強すぎるならNOSモードの方が印象が良いと思います。

Questyle M15

Questyle M15はパワフルさと音場の広さが特徴のドングル型DACアンプです。軽く中高域に寄っている感じはあるものの適度に暖かみがあります。同価格帯では概ね可能な本体側の音量コントロールができないためNeutron Playerなどの高機能ミュージックアプリがないとノイズ対策ができないのが欠点です。

M15は音量が取りやすいイヤホンでは再生機器最小音量でも音量が大きすぎることがありますが、Conchとの組み合わせではローゲイン3.5mm接続で最小音量か少し上くらいで小音量派の私でも問題ありませんでした。高出力すぎるのも向かないConchにとっても適度な出力で、低音不足なども感じません。JPOPでも硬質感は感じず相性が良いです。

aune YUKI

aune YUKIはディスクリートアンプ回路のドングル型DACアンプです。ニュートラル寄りの音色ではあるもののType-Cケーブル変更で音が変わる振り幅がわりと大きい気がします。

付属Type-Cケーブルの影響で3.5mm接続ではほんのわずかに暖かみがあり低音にはちょっとだけ厚みと濃さがあります。心地良くも力強い音色です。

Conchとの組み合わせでは、柔らかさを感じるYUKIの音色のせいか明瞭さと解像度が劣ります。Conchは青ノズルに変えた方が相性が良いような気がします。バランス的な相性は良いものの全体的に大人しい音色ではありますね。

xDuoo Link2 Bal MAX

Link2 Bal MAXは解像度の高さと自然さをバランス良く両立したドングル型DACアンプです。愛用のLETSHUOER S12 PROと好相性なのでけっこう使っています。並行輸入でしか買えず日本人所有者が少ないのかSNSでもあまり見ませんでしたが、最近ようやく国内販売が開始されました。

付属Type-Cケーブル使用、Normal Gainで3.5mm接続が好相性でした。繊細にまとまり良く鳴ります。超低域が十分に出てローカットJPOP音源のハイ上がり感は激しくはなく、しかし音色はすっきりと伸びやかです。ですが力強い海外ボーカル曲では繊細過ぎるような気もします。

RedChainの個性にLink2 Bal MAXの個性が勝っているようにも感じられます。また、ドングル型DACアンプとしては高出力なためTurbo Gain(ハイゲイン)で鳴らすと細ってしまいます。

Shanling UA3

Shanling UA3は超低域がほんの少しすっきりめなくらいで概ねフラットなバランスのドングル型DACアンプです。イヤホンによっては軽く中高~高域寄りに感じられる場合もあります。

Conchとの組み合わせでも低音がややすっきりします。重さや深さは十分です。極端に相性が悪いというほどではないものの、ローカット音源では相対的に中高域に寄ってしまうことで騒がしさを感じることがありました。好相性(一覧中の◎)な機器との組み合わせには劣ります。

Slow Roll-off設定と相性が良いです。UA3ではSlow Roll-offおよびShort Delay Slow Roll-offとは好相性、Super Slow Roll-offは少し気が抜けたような音色で相性は微妙なところ。Sharp Roll-off設定は高音が騒がしく感じられます。

  • ddHiFi TC44C : AK4493SEQ *1, RT6863 *2 / 出力 3.5mm 2V@32Ω (125mW@32Ω) / 製造終了 / 国内希望小売価格 15,620円
  • 製品情報(代理店/MUSIN)
  • 評価音量 : Xperia 1 ii 100% / Eddict Player使用 / 3.5mm / Gain High / Slow Roll-off / 13前後

ddHiFi TC44C

ddHiFi TC44Cはすっきりめで透明感がありつつも寒色系ではなく、適度な暖かみを持ちながらニュートラル寄りのバランス型です。

セット販売されているType-CケーブルddHiFi TC05との組み合わせが非常に好相性です。3.5mmも4.4mmも相性がよく、多くの機器で低音の力強さが弱りやすいConchの4.4mm接続でも力強い重低音を響かせてくれます。

全域で明瞭で見通しが良く、音の傾向と出力によってRedChain由来の濃さと厚みが抑えられます。

iBasso DC04PRO

iBasso DC04PROは余裕がある鳴り方で広めな音場、中高域が騒がしくなりにくい優しい音色のドングル型DACアンプです。付属Type-Cケーブルと4.4mm接続では概ねフラット。

Conchとの組み合わせでは3.5mmでは若干重低音が音量的に弱るものの4.4mmは力強くクリア。低音の厚みを失わずに音がわずかに離れ、音場が狭い音源も圧迫感なく聴くことができます。

iBasso DC03PRO

iBasso DC03PROは低音に厚みがあり適度に力強く、やや低~中低域寄りで高音の刺激も控えめな音色のドングル型DACアンプです。デジタルフィルターの変更に伴う音色の変化が比較的大きい気がします。

出力Turboで相性が良いです。高音の刺激が緩和されボーカルも乾きにくく聴きやすいです。迫力は控えめ。JPOPとはDC03PROが一番相性が良いと思います。

デジタルフィルターは付属Type-Cケーブルなら4のSlow Roll Off、DC03PROと好相性な別売りケーブルiBasso CB18なら2のShort Delay Slow Roll Offが好印象でした。CB18は明瞭さがぐっと向上して疾走感も強まり更にJPOP向きな気がします。

Astel&Kern AK HC2

Astel&Kern AK HC2は力強い低音が特徴のドングル型DACアンプです。超低域のかなり下の方が強いのか、それよりも上の帯域からしか音色に影響するレベルで鳴っていないイヤホンでは案外フラットに聴こえます。

Conchとの組み合わせでは海外音源の中高域が強めで低音の沈み込みもそこそこなものの、ローカットJPOP音源は不満なく聴かせてくれます。YOASOBI『勇者』のCD用マスタリング版はフリーレン画像背景版よりも更にローカットされているようでイヤホンによっては強烈にハイ上がりします。Conchも機器次第ではスカスカです。AK HC2では問題ありません。

TRUTHEAR SHIO+ddHiFi TC05

SHIOの付属Type-Cケーブルは超低域に減衰があるためConchの低音を若干軽くしてしまいますが、ddHiFi TC05に変えることで力強さを取り戻します。

ddHiFi TC05との組み合わせなら低音は力強く全域で明瞭です。3.5mmも4.4mmも相性が良いです。

  • TRUTHEAR SHIO : CS43198 *2 / 最大出力 3.5mm 2.0Vrms/150mW x2 @32Ω / 国内未発売 / AliExpress公式ストア価格 $69.99 / 製造終了?/ 製品情報(公式/英語)
  • ddHiFi TC05 : 線材 銀メッキ単結晶銅 / DD Official Store $15.99-18.99

KUANG PAI 狂派 Plus4

KUANG PAIはネットの投稿もほぼ中国語で、日本も含め中国以外ではあまり知られていないメーカーなようです。KUANG PAI 狂派 Plus4はドラマチックな音色のドングル型DACアンプです。付属ケーブルの影響でややどっしりとした線の太さがあります。

TRN Conchとの組み合わせでも低音が補強されドラマチックです。ワイドレンジで線が細めな器楽曲と相性が良いと思います。

  • KUANG PAI 狂派 Plus4 : CS43198 *2 + RT6863 *2 / 出力 3.5mm 3Vrms@32Ω(150mW@32Ω)
  • 国内未発売 / Luling Digital Store 購入時約$120
  • 評価使用時のモード : 1 (LED 青)

iBasso DC06

iBasso DC06は力強く太い音色と音場を広く感じさせる高域の伸びが特徴のドングル型DACアンプです。太さを感じる音色の機器では音場が狭まることも少なくありませんがDC06は狭さを感じにくいところが優秀です。

Conchとの組み合わせでも超低域が底上げされます。相性が悪いローカット音源でもスカスカになりにくいものの、ドラムのキックにもうほんの少し超低域成分があったら嬉しいところ。3.5mm限定で好相性だと思います。

  • iBasso DC06 : ES9219C *2 / 出力 3.5mm 2Vrms@32Ω / 製造終了 / 15,950円
  • 評価音量(Youtube Music) : Xperia 1 ii 100% + 3.5mm iBasso UAC 3前後
  • 製品情報(代理店/MUSIN)

Whizzer DA1

Whizzer DA1は出力70mW@32Ωとパワフルではありませんが超低域がやや強く、スペック以上の出力を感じられるドングル型DACアンプです。本体音量ボタンでサブスクアプリとも連動せずに音量調節が可能なのでスマホのみでオーディオを楽しんでいる人に非常に向いています。

Conchとの組み合わせでは若干出力不足なのかやや音量を上げ気味で聴く必要性を感じます。ですが音量大きめで聴く人には安価で良い選択肢のひとつです。

DA1の音がConchの音の傾向に少し似ているせいか良い意味で可も不可もない音色です。非力なおかげで高音の鋭い刺激が強まりにくいため聴きやすく、中高域が騒がしくなりにくいので大きめの音量に向く音色です。より高出力な他の機器と比べると音色は劣ります。

その他

audioquest DragonFly Cobalt

DragonFly Cobaltは伸びが良い美音系のUSB-A接続のPC向きドングル型DACアンプです。Cobaltの高音がキツくなりにくい傾向がConchにも効いて高音の刺激がやや抑えられ、ドライバーの粗を上手い具合に隠してくれます。

なお、画像ではスマホと合わせていますがCobaltはやはりPCで使うのが実用的です。一応USB A to Type-Cの変換ケーブルも付属しますがアプリ等は用意されていません。

相性が悪い機器

相性が悪いと感じた組み合わせは以下の通りです。デジタルフィルターを変更してもさほど合うとは思えませんでした。出力70mW@32Ω前後の機器は除外しています。

  • Colorfly CDA M2 + 付属Type-Cケーブル
    • 低音弱りすぎ(付属ケーブルの影響大)
  • Shanling M6
    • JPOP以外中高域強い
    • 強いて言うならバランス出力の方が好相性

まとめ

  • 出力2Vrms@32Ωの機器で満足度高い
  • ローカットJPOPで低音が弱らない機器は限られる
  • 相応の機器なら音質差の異なる音源の差異を聴き取れる
  • デジタルフィルター Short Roll Off / Sharp Roll-off / fast Roll offと相性悪そう

TRN Conchは良くも悪くも機器からの影響が大きいイヤホンだと思います。Conchの実力に感心する組み合わせもあればネット上の高評価が過大に思える組み合わせもありました。

低価格ドングル型DACアンプに多い出力70mW@32Ωでも問題なく鳴りますが好相性であっても出力不足を感じます。付属ケーブル+黒ノズル+T-Ear Tipsではスペック上は2Vrms@32Ω前後がバランスが良いと感じました。現行品なら低価格帯以外のドングル型DACアンプの多くはクリアしていると思います。

超低域が弱い機器とは非常に相性が悪く、ローカットJPOP音源は低音不足によってハイ上がりしたような高音寄りの音色になりやすいです。JPOPとも好相性だった機器はFiiO Q5s Type-CQuestyle M15Astel&Kern AK HC2iBasso DC03PROです。

また、黒ノズル+T-Ear Tipsの場合にデジタルフィルターのfast roll off/Sharp Roll off設定と相性が悪いような気がします。高音がうるさく歪みが隠しきれない場合があるようです。耳障りさを感じる場合、フィルター変更可能ならslow roll off設定も試してみると聴きやすくなるかもしれません。

最近のオーディオメーカー製DAPならたいてい変更できます。

好相性な機器でDAP/ポタアン/ドングル型DACアンプなどの種類毎に分けると、所有する限りでは単純に価格に応じた順に音が良いです。低価格帯イヤホンは低価格DAPと高価格DAPで機器の価格差ほどの差を感じないことが多いですが、Conchと相応の機器なら16bitロスレスと24bitハイレゾの音質差も聴き取れます。

あくまで相応の機器ならですが。

また、ディスクリートアンプとの相性の良さを感じました。特定の理由があるというより、メーカーの個性とこだわりが詰まったディスクリートアンプの個性をいい感じに引き出せているのかもしれません。

フィルターとイヤーピースの変更やリケーブルで相性も変わりますので、お持ちの機器との相性が悪い場合は付属品だけででも調節してみてくださいね。

TRN Conchはポタオデにハマり始めたばかりの人がお高い上位機器に乗り換えてからも音色のグレードアップを楽しめるイヤホンだと思います。機器との組み合わせによっては価格なりの安い音がすることがありますがフィルターノズルやイヤーピースも駆使して楽しめるのではないでしょうか。

ただし、如何せんドライバーの安さと歪みが理由で上位価格帯($50以上)のイヤホンに音だけで勝てるとまでは評価していません。特にローカット音源との相性があまり良くない点は日本市場では不利だと思います。

余談ですが私はTRN Conchをレビュー前の聴力チェックイヤホンとして使っています。第1回のレビューにも書いた通り私は一日の中でも超低域の聴こえの変動が自覚できるため、聴こえが弱っている時間帯はレビューのための聴き込みを行いません。普段の生活ではなかなか気づけないので超低域の聴こえが弱っていると高音が耳障りになるConchでチェックしています。個人的にはこれが理由で長く使いそうですね。

販売店価格
TRN 直営店4,550円
TRN Official Store$23.98
[$26.57+6%$1]
*コイン特価への出品あり