2019/08/26 中華リケーブル一覧をセール価格で更新しました。

[レビュー] audbos k5 改め TENHZ k5 (1) – 音場が広い優秀イヤホン

しばらく前に購入したaudbos k5、今はブランドが『audbos k5』から『TENHZ k5』変わったようです。ブランド名とパッケージだけが異なる同等品らしいです。なお本記事は『audbos k5』のレビューです。

audbos k5(TENHZ k5)の画像
付属ケーブルとイヤーピースをつけた状態です。

仕様

  • ドライバ構成:DD×2, BA×2
  • インピーダンス:32Ω
  • 感度:100±2dB
  • 再生周波数帯域:20Hz-40000Hz
  • ケーブル端子:mmcx

*AliExpressのセール期間は8/26 16:00~

※AliExpressで不良品が届いた場合は英語で問い合わせる必要があります。また、迅速に交換返品に対応してくれるとは限りません。自信のない方・保証が欲しい方は割高でもAmazonでの購入がおすすめです。

きれいな箱入りです。

audbos k5(TENHZ k5)の外箱の画像

イヤホンとケーブル以外の同梱物は交換用フィルターとイヤーピース、レザー調ケースです。ケースの出来が良いのが結構嬉しい。

audbos k5(TENHZ k5)の同梱物の画像

元々ついている黒いフィルターを外し、付属の銀フィルターに変えることができます。個人的には黒の方が好みの音です。私には銀フィルターはこもっていると感じます。

audbos k5(TENHZ k5)のハウジングと付属フィルターの画像
2種類のフィルター

ちょっと角ばった感じのハウジングです。

audbos k5(TENHZ k5)のハウジングの画像
耳のくぼみに収まりの良いサイズ

付属のフェイクレザーケースもチープじゃなくて普通に使えそうです。

audbos k5(TENHZ k5)の付属ケースの画像
チープ感のないケース

付属のウレタンイヤーピースも悪くありませんでしたが劣化すれば交換しなければなりませんし…と早々に色々試してみた結果、私にはSpinFit CP145が良かったです。

音質

販売店の解説

audbos k5の商品説明には以下のように書かれています。WTSUN Audio(Easy earphones)さんの商品説明は使ってみた時の感想と概ね合致するようなので参考になりますよ。

  • 明瞭な高域の音
  • 迫力あるダイナミックな低音を維持しながらも、繊細でクリアな高音域のディテール
  • 原音に忠実な再現
  • 繊細で明確な高域
  • 穏やかで甘い歌声
  • 弾力のある低音
  • 音場はかなり広く、横への広がりに加え、縦方向への立体感
  • ピタリとした定位

多様なジャンルの楽曲をごちゃまぜにしたプレイリストで聞くことが多いのでモニター系やフラットな音のイヤホンを好んで使っています。「原音に忠実な再現」と「音場の広さ」に期待しての購入でした。

箱出しからかなり良い

付属ケーブルと黒フィルター使用で使い始めから良い音が出ました。イヤーピースはSpinFit CP145です。

  • フラット傾向
  • 箱出し+付属ケーブルでもクリア
  • 高音はしっかり出ている
  • 中音域の凹みもない
  • 低音は不足なし
  • 音の厚みもなかなか
  • 音場が広い
  • 銀フィルターは若干音がこもる
  • 付属ケーブルはややタッチノイズあり

使い始めからクリアなのですが、ウレタンフォーム素材のイヤーピースで聞いたときにイヤーピースが原因ではなさそうなこもった感じをほんの僅かに感じました。シリコンのイヤーピースだとあまり気にならなかったです。多少はエージングする必要があるのかもしれません。

各音域の出方はフラット傾向で、ジャンルを選びにくく使いやすいです。

高音はしっかり出つつも耳障りじゃないくらいの出具合です。SpinFit CP145は高音がきっちり聞こえてくるタイプのイヤーピースだと思うのですが、付属ケーブル+CP145だと刺さる直前よりもほんのちょっとだけ抑えめ…と言う感じでしょうか。

低音や音の厚みも十分だと思います。迫力を判断する時に基準にする楽曲(イヤホンによっては迫力がかなり衰える・音量がないと迫力が出ないなど)を数曲聞いてみて、概ね及第点~合格でした。

音場は広いです。真横以外にもちゃんと広がりを感じます。「音場が広い」とされるイヤホンでボワッとした伸びが感じられることがありますが、audbos k5+付属ケーブルは限られた一部の音でわずかに感じる程度でだいぶ抑えめですし、エージングで改善します。

定位・分離もまずまず良い方だと思います。解像度の高さや情報量の多さもまずまずだと思いますが、これはリケーブルでだいぶ変わってくるはずです。

エージングの効果

50時間ほどのエージングで一番変わったのはボワッとした音の伸びが締まって来たことです。条件が限られているのか特定の楽曲でしかはっきりとは確認できないため非常に気づきにくくAmazonのレビューなどでは指摘が見当たりませんが、結構気になっていたので良かった…。エージングの追加とリケーブルで更に締まるでしょうか。

全体的に締まったようで、定位と分離が良くなったと感じます。また、わずかに感じていたこもったような感じも概ね消えました。

音がやや厚くなった印象を受けます。程度は大きくありませんがどっしり感が増したというか。

その他

付属ケーブルでアンプを使用した場合、パワーに比例して音にキレが増します。据え置きアンプでは音が締まるを通り越してキレッキレになってしまいました。低音のキレが良くなりすぎて迫力の具合や音の厚みまで変わってしまい、むしろ小型アンプぐらいの方が迫力があります。

しかしアンプなしでキレが悪いとか迫力不足であるとか言うことはないので、直挿しでも問題はないと思います。普通に良い音です。

総評

エージング後の付属ケーブル使用での評価は以下の通りです。

  • フラット
  • 音場が広い
  • 音場は横以外にも広い
  • 高音は刺さらない
  • 中音域は凹みなし
  • 低音の量感は十分
  • 低音のアタック感も十分
  • 迫力も及第点~合格点
  • 収まりの良いハウジング

音場の広さが特徴なようです。エージング前は一部の音でボワっとした伸びが感じられることがありますが、エージングが進めばほどほどに締まり、自然さが増してきます。エージング後も音場の広さは衰えません。

フラットでありつつも低音にはなかなかの厚みがありアタック感も強すぎず弱すぎず、迫力が出にくい楽曲でも不足を感じないです。

聞き疲れしないので長時間聞くのにも向いています。50時間ほどエージングしてからは作業しながらずっと使っていますがハウジングが小ぶりなので耳のどこかか押されたりして痛くなることもありません。

フラット系が好きでこの価格帯のハイブリッドイヤホンを求めているなら大抵の方が満足できそうです。

付属ケーブルでこれだけの音が出るならリケーブルでどこまで良くなるだろうかと楽しみ!近日数回に分けてリケーブル編をお届け予定です。

2018/08/29追記:リケーブル編(1)~(6)を公開しました。リケーブル比較は結論だけでよろしければ第6回のまとめ記事だけでもどうぞ。

*AliExpressのセール期間は8/26 16:00~

※AliExpressで不良品が届いた場合は英語で問い合わせる必要があります。また、迅速に交換返品に対応してくれるとは限りません。自信のない方・保証が欲しい方は割高でもAmazonでの購入がおすすめです。