[レビュー] audbos k5 改め TENHZ k5 (5) – リケーブル編その4(1万円以上)

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audbos k5(TENHA k5)のレビュー第5回はリケーブル編その4です。1万円以上のリケーブルについてまとめました。過去4回は以下からどうぞ。

*AliExpressのセール期間は8/26 16:00~

※AliExpressで不良品が届いた場合は英語で問い合わせる必要があります。また、迅速に交換返品に対応してくれるとは限りません。自信のない方・保証が欲しい方は割高でもAmazonでの購入がおすすめです。

Yinyoo YYX4750(8芯)

純銀8芯リケーブルYinyoo YYX4750(mmcx 2.5mm)の画像
渋い色合い
  • ブランド:Yinyoo
  • 型番:YYX4750
  • 芯材:純銀
  • 芯数:8芯
  • 12ヶ月保証
  • 価格:13,900円(2018/08/27)

純銀にしては安いですが、確実に純銀だと確信が持てるケーブルを持っていないので判断できません。最初に2PINを買ってかなり良いと感じたのでmmcxも買い足したケーブルです。

  • フラット傾向は変わらず
  • クリア
  • 解像度高め
  • 高音くっきりめ
  • 低音も十分
  • 音に厚みあり
  • キレよし
  • 音が聞き分けやすい

雑味のないクリアな音で全体的にしっかりめ・くっきりめです。音場は付属ケーブルよりやや狭い気がします。キレが良くてくっきりしているせいもあるでしょう。

調べた限り純銀は高音寄りとのこと。確かに高音が良く出ていますが、低音も問題なく出ており不足は感じません。アタック感と締まりがあり、タイトと言うよりはスキッとしています。その割に厚み不足も感じません。

非常に似た音色の音が重なっている楽曲で問題なく聞き分けができました。他のリケーブルでは注意して聞かないと聞き分けづらいので、この点は優れていると言えます。

アンプを使用すると自然さが増し、くっきり具合が程良く聞きやすくなります。アンプの有無で音域間のバランスは変わらないようです。

スキッとキレの良い音色です。クリアさとキレを重視するなら良いと思います。アンプはないよりあった方が自然です。キレ重視ならなくても良いでしょう。

同じ商品ページの選択肢に4芯もあるので買う時に間違わないように注意して下さい。

金銀合金&OFC

Yinyoo YYX4765

金銀合金&OFCリケーブルYinyoo YYX4765(mmcx 2.5mm)の画像
コッパー輝く高価格リケーブルです。
  • ブランド:Yinyoo
  • 型番:YYX4765
  • 芯材:金銀合金&OFC
  • 耳掛けタイプ
  • 12ヶ月保証
  • 価格:15,900円(2018/08/27)

AliExpressのセールは5/6 16:00からの予定です。

金銀合金をどこまで信じて良いのか分かりませんし値段は高いですが、確かに音の良いリケーブルです。レビューを書いています。⇒『[レビュー] 金銀合金+OFCリケーブル Yinyoo YYX4765

  • フラット傾向は変わらず
  • 高音はかなり出る
  • 中音域は量感がある
  • タイトな低音
  • 音場が更に広い
  • 音場が横以外にも広がる
  • 音が濃く艷やか

他のイヤホンでも試してみてこのケーブルの特徴として感じるのは横以外にも音場が広がることです。audbos k5+付属ケーブルで感じる音場の広さを全く衰えさせないどころか、更に広げたのはこのケーブルだけでした。

付属ケーブルを含む一部ケーブルとの組み合わせでボワっとした伸びが感じられることがありますが、このケーブルでは音がちょうどよく締まり不満を感じさせません。

アンプのパワーに比例して元気に締まってしまい音場の広さが犠牲になるので、あまりパワフルでないアンプかバランス接続かアンプなしが良いと思います。

また、このケーブルのもうひとつの特徴として解像度が高く音が生々しいというのもあります。ZO6255のレビュー(4)には『シンバルにスティックが当たって金属に振動が伝わる様が最もリアルに聞こえてきました。』と書きましたが、audbos k5でも同様に感じます。ベースの弦楽器らしさなども良く再現されていると思います。

音がかなり濃いので、これを良い音と感じるか妙に濃すぎると感じるか…好みから外れる可能性もなくはなさそうです。お値段がお値段なので気軽にチャレンジしてみてとは言いづらいですが、濃い音が好みならかなり気にいるはずです。

なかなか売れ行きが良いようで欠品しがちです。記事公開時点では全規格で在庫ありになっていました。

まとめ

現在販売中の1万円以上のリケーブルは2種類しか持っていないので以上です。音の傾向が異なるので好み次第ですが、どちらも悪くはありませんでした。

  • 8芯銀 YYX4750
    • フラット傾向は変わらず
    • クリア
    • 解像度高め
    • 高音くっきりめ
    • 低音も十分
    • 音に厚みあり
    • キレよし
    • 音が聞き分けやすい
  • 金銀合金&OFC YYX4765
    • フラット傾向は変わらず
    • 高音はかなり出る
    • 中音域は量感がある
    • タイトな低音
    • 音場が更に広い
    • 音場が横以外にも広がる
    • 音が濃く艷やか

いずれも付属ケーブルの音とは傾向が変わるので、付属ケーブルの音の傾向を変えたくないならどちらもおすすめしません。音のバランスをあまり変えたくないなら4千円以下まとめ5千円~1万円まとめをご覧ください。

次回は最終回のレビュー編まとめ記事なので、レビュー編を読破なさっている方はご覧にならなくても良いかと。

2018/08/29追記:リケーブル編(1)~(6)を公開しました。リケーブル比較は結論だけでよろしければ第6回のまとめ記事だけでもどうぞ。

*AliExpressのセール期間は8/26 16:00~

※AliExpressで不良品が届いた場合は英語で問い合わせる必要があります。また、迅速に交換返品に対応してくれるとは限りません。自信のない方・保証が欲しい方は割高でもAmazonでの購入がおすすめです。