[レビュー] CCA CA16 (4) おすすめリケーブル(3000円以上)&イヤーピース編

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本レビューのCCA CA16は初期ロットです。その後チューニングが変更され低音も高音も弱められていることを確認しています。KZ/CCAのイヤホンは随時改良されるため購入ロットによっては音色が異なります。ツイート

CCA CA16のレビュー、第4回はおすすめリケーブル(3,000円以上)&イヤーピース編です。価格が3,000円以上のケーブルについて提案していきます。イヤーピースの価格は含みませんのでご了承ください。

CCA CA16と3,000円以上のおすすめリケーブルの画像
今回は3,000円以上のケーブルからおすすめしていきます。

付属イヤーピースは私の耳との相性が悪く装着にかなり手こずるため変更前提です。先に『まとめ』からリケーブルのおおまかな傾向を参照、リケーブル名のリンクから記事内の解説を参照していただくと必要な情報だけチェックできます。

なお人間の耳の形状は千差万別です。私が良いと思ったイヤーピースが必ず皆さんの耳の形状に合うとは限りません。また、微妙な装着の違いで変化が出ることもあります。ご了承ください。

  • 私は浅い装着が苦手なため特に記載がなければ極力深く入れるようにして装着しています。
  • 商品価格のリンクは円表記がAmazon、$表記がAliExpressです。記事公開直前の通常価格です。

前回までのレビューは以下からご覧ください。

銀線

KBEAR Limpid(4芯4N銀)

KBEAR Limpid(簡易レビュー/セール中$17.08-17.82)は低価格銀線ケーブルです。AmazonではKBX4904(3,650円)として販売されていますが線材は同じで太さが異なるようです。⇒KBX4904についての注意事項

AliExpressのセール価格は9月26日15:59までです。

4芯4N銀線ケーブル KBEAR Limpid(2pin 2.5mm)の画像 CCA CA16とKBEAR Limpidの組み合わせの画像

付属ケーブルよりも全体的に少しメリハリが出て、低音の量が少し抑えられることで中低域寄りがいくらか緩和、伸びが良くなり音場もやや広がります。

  • スパイラルドット → 音場やや広め、まあまあ明瞭、力強い
  • AET07 → 沈み込みまあまあ、明瞭、力強い
  • SpinFit CP100 → 中低域の厚みが減る、明瞭、生楽器に合う
  • 丸七 長楽 → Spinfit CP100ほどではないがまあまあ明瞭、生楽器が艷やか
  • KZ溝入り → ボーカルのリアルさ向上

KBX4904(3,650円)はAmazonで販売されている4芯4N銀ケーブルの型番です。線材はAliExpressでKBEAER Limpidとして販売されているケーブルと同じものだそうです。KBX4904は改良版となっており、Limpidよりも太くなっているらしいのですが、KBX4904の中にLimpid相当の太さのロットが混在している可能性があるようです。必ず太い方のロットが届くかどうかは不明なものの、AliExpressで購入して届くLimpidより細いということはないはずです。

銅線

NICEHCK C16-3(16芯OFC)

NICEHCK C16-3(簡易レビュー/3,590円/セール中$19.80-21.45)は低音強化タイプのケーブルです。中低域~中域がごくわずかに強まることと高音が部分的にちょっとだけ減衰することで低音が厚めのバランスになります。響きが減って残響音が短くなることがあるようです。

AliExpressのセール価格は9月26日15:59までです。

16芯OFCケーブル NICEHCK C16-3(2pin 2.5mm)の画像 CCA CA16と16芯OFCケーブル NICEHCK C16-3の組み合わせの画像

CA16との組み合わせでは若干の本末転倒感がありますが低音の減衰があるイヤーピースで低音側を減らすと少しフラットに寄りボーカルを近づけることができます。

銀メッキ線

Yinyoo YYX4862(16芯銀メッキOFC)

Yinyoo YYX4862(3,720円/セール中$16.62-17.93)はドライさが出にくい銀メッキケーブルです。低音を強化しないため味付けの少ない銅線よりも若干弱ることに加え高音自体は出ているためイヤホンによっては高音が細ることがあります。

AliExpressのセール価格は9月26日15:59までです。

16芯銀メッキOFCケーブル Yinyoo YYX4862(2pin 2.5mm)の画像 CCA CA16と16芯銀メッキOFCケーブル Yinyoo YYX4862の組み合わせの画像

高音はシャキッと出つつも全体的にはややマイルド気味の音色になります。付属ケーブルの音が力強すぎるなら聞きやすくなるはずです。CA16はそもそも低音が強く全体的に音が太いため痩せた印象にはなりません。沈み込みはわずかに衰えるようです。深さが欲しい人には合いません。

金属音がよく出るイヤーピースではシンバルなどがチキチキうるさいことがあるため、おすすめイヤーピースにはそれを避けて選んでいます。

  • SednaEarfit Short → 高音が主張しすぎずタイト、やや伸び良し
  • A-Focus es-T1(傘ブラック)→ 高音は適度に主張、低音どっしりめドンシャリ
  • 付属イヤーピース → 高音が主張しすぎず十分アリ
  • KZ溝入り → 若干シンバル強めで低音重めのドンシャリ

AliExpressでのみ販売

RevoNext R00316(8芯単結晶銅)

RevoNext R00316($28.49)は低音の伸びが良い単結晶銅ケーブルです。RevoNextのケーブルは2pinのピンが長めですがCA16のコネクタには収まります。

8芯単結晶銅ケーブル RevoNext R00316(2pin 2.5mm)の画像 CCA CA16と8芯単結晶銅ケーブル RevoNext R00316の組み合わせの画像

沈み込みは普通ですが低音の伸びが良いです。伸びやか過ぎてぼやっとすることがあるため低音を増やしにくいイヤーピースがおすすめです。

  • final Eタイプ(CLEAR2)→ 適度などっしり感、適度な低音の伸び、明瞭
  • SpinFit CP100 → 重すぎないどっしり感、低音の伸び良し
  • SednaEarfit → 重すぎないどっしり感、ややタイト、軽くボーカルが下がるかも

Yinyoo YYX4821(8芯純銀)

YYX4821(Amazon完売/セール中$49.50)は実際のところ純銀かどうかは分かりませんがハイ上りになるほど低音は弱らず、すっきり明瞭になりやすいケーブルです。ちなみにAmazonでの販売時は1万円以上していました。

AliExpressのセール価格は9月26日15:59までです。

8芯銀線ケーブル Yinyoo YYX4821(2pin 3.5mm)の画像 CCA CA16と8芯銀線ケーブル Yinyoo YYX4821との組み合わせの画像

C16の濃さを失わない程度にすっきりとしつつ一定の濃さを残しています。力強さも十分です。ただし同じく銀線のKBEAR Limpidと同様に銅線などと比較すると重低音が少し弱るため、そこを弱らせないイヤーピースとの組み合わせでおすすめします。

  • SpinFit CP100 → 沈み込み十分、明瞭、高音もよく出る
  • 丸七 長楽 → 沈み込み十分、中低域やや厚め、ボーカルが少しだけ遠くなることがある

イヤーピース情報

acoustune AET07

AET07(公式/Amazon 3ペア800円)は開口部が広めなイヤーピースです。傘の幅はSは11mm、Mは13mm、Lは14mmです。※M-は廃盤になりました。

JVC スパイラルドット

JVC スパイラルドット(公式/Amazon 3ペア1,946円)は軸の内側にドット状のくぼみがあり開口部が広いイヤーピースです。ドットによってイヤーピース内の反射音を拡散させクリアなサウンドを実現しています。Sは約10mm、MSは11mm、Mは12mm、MLは13mm、Lは14mmです。

AZLA SednaEarfit

AZLA SednaEarfit(公式/Amazon 2ペア909円~)は開口部が広く軸が固めなドーム型のシリコン製イヤーピースです。背は低いですが軸が少し長くなっているので音の出口から距離を取ることができます。軸の厚みは1.8mm、軸の内径は5.4mm、傘の幅はSSは10.4mm、Sは11.2mm、MSは11.9mm、Mは12.6mm、MLは13.3mm、Lは14mmです。

AZLA SednaEarfit Short

AZLA SednaEarfit Short(公式/Amazon 2ペア977円~)はSednaEarfitより軸は細く短くやや固めで傘がわずかに柔らかいイヤーピースです。SednaEarfitほどは鋭い高音が出ません。軸の長さは8.8mm、軸の厚みは2.2mm、軸の内径は4.5mm、傘の幅はSSは10.4mm、Sは11.2mm、MSは11.9mm、Mは12.6mm、MLは13.3mm、Lは14mmです。

final Eタイプ

final Eタイプ(eイヤホン 990円)には色違いが数種類ありますが傘と軸のシリコンの固さが一部異なるので音も多少異なります。SSは約10mm、Sは約11mm、Mは約11.7mm、Lは約12.7mm、LLは約13.3mmです。

SpinFit CP100

Spinfit CP100(Amazon 2ペア1,080円)は薄手シリコンの半球型イヤーピースです。軸の内径は4mm、傘の幅はSSは10mm、Sは11mm、Mは12.25mm、Lは13.3mmです。

丸七 長楽

丸七 長楽(Amazon 12ペア880円)は安価ですが重低音を上手く拾いつつ低域がぼやけず、高音もきれいに出してくれるイヤーピースです。軸の口径がやや太めで抜けやすいイヤホンが多いのが残念。傘の幅はSが11mm、Mが12mm、Lが14mmです。

A-Focus es-T1

A-Focus es-T1(Amazon 3サイズ各2ペア666円)は球形のシリコン製汎用イヤーピースです。KZのイヤホンとも相性が良いことが多いので中華イヤホンファンならストックしておいて損はないのでは。軸の内径は3.8mm、傘の幅はSが10mm、Mが11mm、Lが12mmです。

FSCウレタンイヤーピース(コーン型)

FSCウレタンイヤーピースは安価なウレタンイヤーピースです。高音も低音も多少減衰します。コーン型と丸形があります。ここでおすすめしているのはコーン型です。幅はSが10.6mm、Mが12.5mm、Lが13.4mmです。価格はすべて568円、入数は3ペアです。⇒SML 各1ペア/Sサイズ/Mサイズ/Lサイズ

まとめ

私が自分自身で選択したのは4芯4N銀線のKBEAR Limpidです。KBX4904(注意事項/3,650円)もバランス的にはほぼ同じだと思うのですがまだ確認できていません。

CCA CA16とKBEAR Limpidとの組み合わせの画像
私が選んだのはKBEAR Limpidです!

KBEAR LimpidはCCA CA16の抜けを良くし伸びやかかつ残響も伸ばし音場を広げてくれます。明瞭さはイヤーピース次第です。重低音はおすすめしたケーブルの中では若干弱めですが極端ではなく、低音の伸びの良さで補うことができています。

本当に銀線かどうか分かりませんが8芯のYinyoo YYX4821も一定の濃さを保ちつつすっきりとします。しかしAmazonでの取り扱いが終了していることとKBEAR Limpidのコスパが良すぎることから今回のおすすめケーブルの中では次点と言ったところでしょうか。

全体の印象はそのままにボーカルを近づけたいならNICEHCK C16-3に変えて低音を強めた上で低音が減衰するイヤーピースを使うことで相対的にボーカルを出すことができます。

付属ケーブルの音が力強すぎるなら少しだけマイルドになる16芯銀メッキOFCのYinyoo YYX4862、ズーンと伸びやかな低音が好みなら8芯単結晶銅のRevoNext R00316ですっきりめの音色になりやすいイヤーピースを使うと良いでしょう。

私は最終的にKBEAR Limpidスパイラルドットの組み合わせで聴いています。CCA CA16の窮屈ではないにせよ広いとは言い難い音場が抜けよく広がりつつ一定の力強さを保っています。私はリケーブルによって極力沈み込みを浅くしたくなく、しかしLimpidはおすすめした中で沈み込みが深まるケーブルほど重低音は出ていません。ですが個人的には不満は感じない程度です。

実力を出し切るために16芯が良いという人もいらっしゃるでしょうし、再生環境や好みによって重視するポイントが異なるでしょうから、必ずしも銀線優位というわけでもありません。好みに合う傾向のケーブルを選んでくださいね。

CCA CA16のレビュー、次回第5回はおすすめリケーブル&イヤーピース編まとめです。今回を含めたおすすめ編3回分のまとめ記事です。

2020/09/26追記 おすすめリケーブル&イヤーピース編の記事をすべて公開し終わりました。まとめからご覧いただくと必要な部分だけピックアップして読むことができます。