TRN、KZ、CCAブランドのリケーブルの簡易レビュー集です。価格一覧はAliExpressセール価格情報(中華リケーブル)を参照してください。
★日本円の通常価格は記事公開時(2019/11/10)のAmazon価格です。
★他ブランドのリケーブルについても記事を作成中です。すでに公開済みなのはこちら。⇒Yinyoo kinboofi/KB EAR NiceHCK JSHiFi その他中華リケーブル
目次
TRN
TRN T1 8芯金銀メッキミックス
- mmcx
- 2pin 0.78mm
- 2pin 0.75mm
- 3.5mm
TRN T1(通常価格1,800円/価格情報/Amazon)は低音が強化されて高音もしっかり出るのでメリハリ傾向でやや派手め。中高音域が伸びやかでイヤホンによっては若干響いているように聞こえやすい音域があるようです。ややボーカルを近づける(音量的にも大きくする)傾向があります。耳掛けチューブ付き。2pinの極性は耳掛けした時に下側がマイナスです。
- 標準(味付けなし)は3.0です。
- 「重低音強化」はより下の帯域まで出る、もしくは重低音が音量的に強めなことを意味します。
TRN T2 16芯銀メッキ
- mmcx
- 2pin 0.78mm
- 2pin 0.75mm
- 3.5mm
- 2.5mmバランス
- 4.4mmバランス
TRN T2(価格情報)は素直な銅にややシャープな銀メッキ。高域がピークごとちょっとだけ持ち上がる高音強化タイプ。付属ケーブル等ですでに十分に高音が出ている場合は大きく変化しない場合もあります。耳掛けチューブ付き。2pinの極性は耳掛けした時に下側がマイナスです。*Amazonでは15%OFFが付いていることが多いです。⇒ツイート
- 標準(味付けなし)は3.0です。
- 「重低音強化」はより下の帯域まで出る、もしくは重低音が音量的に強めなことを意味します。
TRN T3 8芯4N銀
- mmcx
- 2pin 0.78mm
- 2pin 0.75mm
- 3.5mm
- 2.5mmバランス
TRN T3(Amazon3,980円/価格情報)は低価格銀ケーブルです。非常に安価ですが商品ページには成分分析で純度99.99%(4N)である旨の分析表が掲載されています。中高~高域の解像度が向上し存在感が増す印象で、低音はわずかに弱るようで重低音の伸びもあっさりすることがあるものの、その分すっきりしやすいです。耳掛けチューブ付き。2pinの極性は耳掛けした時に下側がマイナスです。
- 標準(味付けなし)は3.0です。
- 「重低音強化」はより下の帯域まで出る、もしくは重低音が音量的に強めなことを意味します。
元々沈み込みが深くないすっきりめのイヤホンではあまりバランスが変わらないので、安価に解像度を向上させるにはうってつけです。
KZ
8芯金銀メッキOFC
- mmcx
- KZ-B
- KZ-C
- 3.5mm
KZ8芯金銀メッキOFCケーブル(Amazon2,239円/価格情報)は高音が伸びて、KZの付属ケーブルよりもキックの主張が感じられます。また、全体的に若干中低音域に寄った印象を受けます。低価格OFC線材(低音を強化するケーブルがわりと多い)の特徴が感じ取れます。金メッキについては特徴が出てるのか出てないのか…。確実に金メッキと言えそうなケーブルを持っていないのでこの点は判断できません。耳掛けチューブ付き。mmcx、KZ タイプB、KZ タイプC。
CCA
CCA C2 8芯銀メッキ
- KZ-B
- KZ-C
- 3.5mm
CCA C2(Amazon1,500円/価格情報)は高音のピークが上がったようなシャープな音色になりやすいケーブルです。高音域全体を強める印象はあまりありませんが低音がやや弱めなため、相対的に高域が強まったように感じられやすいです。耳掛けチューブ付き。ピンの太さは0.75mm、KZ-AおよびKZ-C(qdc)の2pin極性は耳掛けした時に下側がマイナスです。
- 標準(味付けなし)は3.0です。
- 「重低音強化」はより下の帯域まで出る、もしくは重低音が音量的に強めなことを意味します。